午後、私が帰宅してきてから、
それまでずっと子どもと遊んでくれていた主人と交替し、
える君とゲームをすることになりました。

ここのところ一番のお気に入りのゲーム、backgamonという2人用ゲームです。
このゲーム、中古好きな我が家の主人がセカンドハンドショップで買ってきたもので、
最初は気がつかなかったのですが、今読んでいる中世の暮らし?の本の中にも出てきました。
当時の娯楽で人気のあったゲームのようです。そして、世界で一番古いゲームなんだとか・・・。
ちびみかんのアンスクーリング日記

辞書によると、
backgammon- is a game for two people, played on a board marked with long triangles.
Each player has 15wooden or plastic discs.
The players throw dice and move the discs around the board.

と説明があります。

ちびみかんのアンスクーリング日記


我が家の場合には、赤と白のコマがあります。それを所定の三角形の場所4箇所に分けて配置し、
それぞれが時計回り、反時計回りに分かれて、ゴールに全てのコマを進めたら勝ち、というものです。
自分のゴールは相手のスターティングポイントとなっているところなので、
自分の所から一番遠い場所がお互いのゴール、というわけです。
最終的には、この写真左手の、緑色の細長い場所に全てのコマを入れたら勝ちです。

さいころを一度に2つふり、それぞれ出た数ずつコマを進められます。
ただし、相手のコマが2つ以上一緒においてあるところには立ち止まれません。
反対に、相手のコマがたった1個の場合には、
そのコマを容赦なくスターティングポイントに押し戻すことが出来ます。

またさいころがゾロ目の時にはなんと、出た数字を4回分進めることが出来ます。

勝利への鍵は、いかにコマを2つ以上まとめて前方へ進められるか、ということです。
1個でふらふらしているコマはいつまでたってもとられるばかりで振り出しに戻ってしまうわけです。

このゲームがものすごく気に入っているエル君は、
知らないうちに1から12までの計算をしているわけです。
そして、もうちょっとしたらコマをなるべくまとめておくようにするトリックを見つけることでしょう。
そうなると、最小公倍数みたいなことも考え始めるんでしょうね。

実は学生時代、数学がトラウマになっていた私・・・。(数学の前に、問題の日本語の難しさについて、
それから、なぜこれを計算する必要があるんだ??といつも考えていました。)
子どもと一緒に、少しずつ「楽しい数学」になるようにアイディアを見つけていきたいものです。