プリスクールのない今日は、1日のんびりと過ごすことに決めた。
特に、自転車を使わないで過ごすことが大事!

というわけで午前中に買い物をしつつお散歩することを目標にして、買い物リストを作ってみた。
何かの話の流れで、今の日本の農産物などの汚染について話をするよい機会だと思ったので、
子供2人を相手に話してみた。

3月11日の地震の時には、私の方がショックで参ってしまい、毎日PCに釘付けの私を見ていた2人。
なので、何か大変なことが起こっているということはよく理解している。
そして今日、地震のあとの原発問題にも触れ、
放射性物質がどのようにして広がったのかという流れを話してみた。

ビックリしたのは、大気中にに広がったあと、地面に降りて、水の中や土の中に入り込み、といったところで、
息子が「じゃあ、お野菜を食べた人間はどうなっちゃうの?」とすぐに質問してきたこと。
土の汚染と食べるものの汚染が結びついているんだ・・・この子は。

本来なら、「きちんと安全確認されたものしかお店には売られていないから、心配ないんだよ。」
と言ってあげたいところなのに、それが出来ないのがとても悔しい。
そのかわりに
「日本のお友達やママ達は本当に今大変なんだよ。病気にならないように一生懸命に気をつけているの。」
と言ってみる。事実を教えたほうが良いに決まっているけれど、「政府がご都合主義とマニュアル主義なため、
本来守らなければならないモノを後回しにして、国民全員に汚染米、汚染された野菜を食べさせようとしている」なんてとってもじゃないが言えない。いや、もうちょっと後になってからなら言えるかもしれないけれど、今は彼らはそこまで知りたいと思っていないと感じた。でもこうして決めてしまうのは親のエゴでもあるかもしれない、とも思う。
本当は私が話したくないだけなのかもしれない。

単純に、その物質が体に入ったら命にかかわるかどうか、とうことを聞きたかったのだとも思う。
なので、きっともうちょっとして、答えるときには放射性物質がどういう悪さをするか、ということを話して聞かせると思う。そして、広島・長崎の歴史などもそれに関連して話すことになるのだろう。
どこに住んでいても、日本人の血が半分流れている子供達なので、過去の事も現代の事も、
日本人と放射性物質の関わり方については知っておくべきことだろうと思っている私。