今日は息子のキンダーガーテン初日であった。日本でいえば年中さんが夏休み明けに幼稚園に戻るタイミングなので、特に大きなイベントではないのだが、アメリカでは、プリスクールを卒業して、いよいよ公立の学校プログラムに入っていく、日本の小学校入学にあたるくらいの大きなイベントである。

 

今までは7時半に起きて、ゆっくり朝ごはん食べて、読書したり遊んだりして、9時半に家を出て10時にプリスクール到着、というスケジュールだった息子が、今朝は6時45分に無理やり起こされ、朝ごはんも半分しか食べる時間がなく、あたふたと7時25分に家を出て、7時50分の開始時間にぎりぎり間に合うというスケジュール。

 

息子とのゆったりした朝の時間は、もう週末だけなのかと思うと、ちょっと悲しい気分だけど、ポジティブに考えれば、家族全員、朝型の生活に切り替えるよいチャンスかと。

 

体の半分くらいもある大きなバックパックを背負い、新しい教室に入っていく息子の背中を見て、思わず涙が出そうになった。大きくなったなぁ。今はあんなに大きく見えるバックパックも、後数年もすれば、普通の大きさに見えるくらい、体が大きくなるんだろうな。

 

息子は、日本に出張するたびに、一時預かり保育園に入れたり、幼稚園に入れて、先生もクラスメートも、使う言語もお友達も異なる新しい環境に放り込んでいた。最初は大変だったようだが、そのうちに新しい環境にすばやく馴染むスキルを身につけたようだ。そのスキルを使って、キンダーガーテンの新しい環境にも馴染んで、楽しい学校生活を送って欲しい。

 

ほんと、親が思うのは子供の幸せ、それだけ。自分の人生、自分のキャリア、いろいろ考えるところはあるけど、最終的には「子供が幸せな人生を送って欲しい、そのために、自分ができるだけのことをしてあげたい」。これが仕事を選ぶときにも最優先事項となっている。子供が生まれるまでは自分最優先だったら私がここまで変わるとは、種の保存のDNAに組み込まれているのかしら。

 

Working with Indiaの研修で気付いた、これからの自分のポジショニング。長くなるので、次回に続くけど、端的に言うと、「日本人であることは自分のアイデンティティのあくまでも一部分にしか過ぎない。だから、日本にこだわらないでキャリア形成していく」ということ。詳しくは次回に!