【1つめの再会】

今日は昼間に都内での用事を済ませて、
時間がたっぷり余ったので、
こちらの展示会を観に行ってきました。

5年ほど前からお世話になっている
画家の保坂砂月さんが出展されている展示会です。





5年前に絵画活動のequal名義として、
原宿デザインフェスタギャラリーで
画家のKNSKさんと一緒に
【青】をテーマにした
2人展『a.o.』展を開いた時に、

ちょうど同じ会場の隣のスペースで
展示会を開いていた画家の保坂砂月さんが
僕らの展示に観に来ていただきました。

もともと『a.o.』展の終了後も
Twitterで繋がってたんですが、
僕がTwitterを退会したあとも、

現在もInstagramで繋がってて、
作品にイイネをいただいたりしてて、
お世話になっております。


展示会のお葉書を送ってくださったので
観に行ってきました!


会場なレトロな建物。

アモーレ銀座ギャラリーさんです。




中に入ると、
エキゾチックな感じのエレベーター。


なんと、

このエレベーター、

行ったことがある方には分かりますが、

現代には珍しい
『ドアが手動式』のエレベーターなんです。





以前からSNSで話題になっていて
そこで開け方を調べていたので
迷わなかったんですが、
これから初めて行く方の為にも
使い方を念の為書いておきます。


1:『呼』ボタンを押す。
※普通のエレベーターでいうところの
『開』『▲』『▼』のボタンです。

2:エレベーターが来たら、
茶色い扉を手で横に開く。
※ふすまを横に開くのとまったく同じです。

3:黄色い柵を開ける。

4:茶色い扉をを手で閉める。

5:黄色い柵を閉める。

6:行きたいフロアを押す。
※普通のエレベーターとまったく同じです。


着いたら、

7:黄色い柵を開ける。

8:茶色い扉を開ける。

9:次の人が使う為に、黄色い柵を閉める。

10:茶色い扉を閉める。

終了。


工数は多いけど、
使い方は簡単でした。


初めてSNSで見た時は、
上がる時も下がる時も
ハンドルか何かを回しながら
登り降りするのかな?と思ってしまった…。


建物の内部もレトロで素敵でした。



保坂さんの原画を拝見したのは5年ぶり。
当時も今もパステルカラーで女性をモチーフにした作品がすごく素敵です。


他の出展者さんの作品もたくさん展示されてました。

展示をじっくり拝見した後は、
ギャラリーのスタッフさんともゆっくり
お話できて楽しかったです。




最初のエレベーターが楽しかったので、
階段も楽しんでみたくて、
帰りは階段で降りました。

この階段も素敵でした。




すごくレトロな階段。

モダンな建物で、
レトロなエレベーターと階段が
両方楽しめる素敵な建物でした。


そして、

ここで、、、


【2つめの再会】


個人的にものすごい偶然が起きました。


1階にも別のギャラリーが入ってるんですが、


『あれ?どこかで聞いたことある名前のギャラリーだな』

と思ったら、、、


僕が2008年から2010年まで
展示させていただいた
【Gallery G2】さんがこの建物に
移転して入居されてました。

なんたる偶然。。。

そして当時、
僕がまだ写真の活動をしてなかった頃、
現地に移転される前のギャラリーでの
展示会に2年間ほど抽象画の絵を
出展させていただき、

さらには、オーナーのお父様である
狩野炎立(かのうえんりゅう)先生から
直々に僕に抽象画の基礎を教わりました。

僕にとっては師匠です。



大田区にある教室でも学ばせていただきました。


その後、
気になって帰りの電車で
【Gallery G2】をじっくり調べてみたのですが、

僕に抽象画を直々にレクチャーしてくれた
師匠の狩野炎立先生、
数年ほど前にご逝去されておりました…。

遅ればせながら
心よりお悔やみ申し上げます。

オシャレで気さくでお茶目で、
それでいて、
僕の得意分野を伸ばしてくれた先生です。


展示会に出展させていただいた時や、
先生の教室で教えを受ける際も
『Kazちゃん、来月も教室空いてるからおいでよー』と、
何故か【ちゃん付け】で呼ばれてました(笑)

携帯の留守電にも【ちゃん付け】で
レッスンのお誘いの伝言を入れてくれたりと、
お茶目な先生でした(笑)


とても楽しくて貴重な思い出でした。



当時の本業と自分の個展やグループ展に専念してしまってて、
先生の教室やギャラリーにも
スケジュール的に行けなくなってしまって、
次第にフェードアウトしてしまって…。

今日、お目当ての保坂さんの展示会を観に行った時に、
【移転後】という形で偶然再会したギャラリー。

またアモーレ銀座ギャラリーさんにも
Gallery G2さんにも伺わせていただきます。


最後に、

生前の狩野炎立先生の教室で、
事前にFSMサイズのキャンバスを持参して
先生のレクチャーを受けながら
その場で描いた当時の作品を載せます。

『証明』





先述の保坂砂月さんからの
展示のお誘いがなかったら、
Gallery G2さんにも再会してなかったと思います。


保坂砂月さん、
狩野炎立先生、
ありがとうございました!