上の4枚は、

単なるスナップ写真だけど、

作品撮りであれ、

スナップであれ、

最低限のカメラ設定とか

写真の構図とか、

被写体のイメージに沿って撮ったり等、

誰でも色々考えながら

撮ってるかと思います。

 

僕も個展に作品を出展したり、

撮影を頼まれた時は、

ちゃんと事前に準備して

計算しながら撮ってます。

 

 

僕のは、

『作品としての撮影』

『依頼された撮影』

以外に、

 

独自で

『フリースタイルフォト(即興写真)』

というのを一人でやってます。

 

これは、

撮影場所や構図、カメラ設定などは

一切考えず、その場の雰囲気や直感で撮ってます。

 

ふと思い付いた場所へ

カメラを持って行って、

そこで電源を入れます。

 

 

撮りたいものが現れた瞬間、

その場で設定をいじって撮る。

 

いわゆる『アドリブ』です。

 

前述の通り

個展に作品を発表したり、

撮影を依頼された時は、

撮影場所を決めたり、

現地へロケハンしたり、

モデルさんと打ち合わせしたり、

撮影時の構図やカメラ設定も

計算してます。

 

ただそればかりだと、

自分の中でマンネリ化してきて

撮影に飽きてしまうので、

『何か変わった撮影はないかな?』と

思い付いたのが、

 

 

HIP HOPのラッパー同士が

即興(フリースタイル、アドリブ)で

ラップの対決をする『MCバトル』

 

対戦する相手を見て

その場で言葉やメロディー(フロウ)を編み出して

相手が反撃できないようなラップを披露するもの。

 

 

そこからヒントを得て、

僕なりにアレンジしたのが

『フリースタイルフォト(即興撮影)』。

 

何も考えずに撮るものなので、

カメラ設定を間違えれば

もちろん白飛びやブレも生じます。

 

スピード感や機転を利かせた即興撮影なので、

これが今後の撮影撮りや撮影依頼の時に

役立ったりしてきます。

 

上に載せた4枚中、

特に4枚目の縦向きの写真は

構図が不自然かと思います。

 

↓これです。

 

 

『横向きにすべきでは?』

『マンションか鉄塔のどっちかをメインにすべきでは?』

『なぜ魚眼レンズ?』

『青が強すぎない?』

『何を伝えたいのか分からない』

 

と、思うかもしれません。

 

 

これも

『フリースタイル(即興、アドリブ)』

だからです。

 

上の4枚は、

魚眼レンズで遊んで、

WB(ホワイトバランス)を

赤くしたり青くしたり、

レタッチなし、撮って出しです。

 

形式にとらわれる写真ばかり撮ってては、

みんなと同じ写真に見えてしまって

本当につまらない。

 

 

どうせ撮るなら、

他とは一味違った写真を撮ったり、

普段自分が撮らない方法で撮ったり、

あえて意味が分からない写真を撮ったり、

直感に任せて撮ったり、

自分にしかない写真を撮ってみる。

 

固定概念に縛られず自由に撮った方が

カメラや写真がより楽しくなる。

 

HIP HOPも好きなので

『即興』は魅力的です。

 

そんなわけで

今日も『フリースタイルフォト』を

楽しんでおります。