写真撮りは辛い。
写真を撮る事が面白いと感じた事が
わたしはない。
いつも面倒くせーと思いながら外へ出かける。
5時間くらい歩き撮りまくる。
面倒くせーと思いながら5時間くらい歩き回る。
風俗街に差掛かると、呼び込みのおっちゃんが、
にーさん!
たまにゃどーぉスか!
カメラを持っていらして下さい!!
いや、そんなカネねーし。
それに俺はオッサンだ。
へたすりゃアンタの方が若いぜ、、。
言わずにそう思うだけで歩き去る。。
歩き回って足が痛いのに、下の欲求だけ駆り立てられる。
写真撮りは辛い。
そんな葛藤があるにもかかわらず、写真は撮るだけである。
信念とか思想とかまるでない。
たまに、いや、しょっちゅうスケベ心で、オねーちゃんを撮る。
ブログではあんまし出せないが、顔丸出しの写真が少なくない。
肖像権を犯しまくる。
しかしながら人は自分が思っているほど自分を気にしてはいない。
まるで警戒されない。
頭にきたのでデカい一眼レフでスナップしても皆知らん振り。
都合がいいのか寂しいのか微妙である。
完全デジタルに移行してフィルム代がいらなくなったが、
プリント用紙とインク代がハンパじゃなくかかる。
意味不明なモノクロプリントの山、、
コンテストに出すわけでもない。
誰かにあげる訳でもない。
これ、アンタ写ってたからあげる。
写ってる人、何処のどなたか存じません。
路上に並べていらっしゃ~い♪
フリーマーケットでも売れやしない。
そんなことしないけど。
どーすんのよ。これ。。
写真撮りは辛い。
写真撮りは辛いのに何故、写真撮りをやるのか、、
それは、わたしがMだからである。
それが言いたかっただけでございます。
写真、それはこの世に存在する瞬間を切り取る行為。
被写体は、決して撮影者が作り出したモノではない。
撮影者は、目の前にあるモノを写真機でパクリ、
恰も、芸術と言わんばかりに皆に見せびらかす
インチキ詐欺師のようなものである。
カメラを持ち、何やら語る奴にはご注意を!
そいつはきっとこの世をパクる泥棒です。
わたしも、その一人に違いない。
写真撮りは辛い。
写真を愛する方、すんません。
冗談です。
でも、半分マジです。
