朽ちゆくも 時の流れに。
我が故郷の街です。僕が幼い頃は大きな百貨店のビルが二軒、映画館もあったし、大きなバスセンターもあった。土曜の夜には商店街の夜市があり、大変な賑わい様でした。時が流れ、皆が車を所有するようになり全てが郊外へと流れていきました。この街は、消え去る事も出来ず僅かな生活の匂いを残したまま、ひっそりと其処に存在しています。ずっと避けていたのですが、連休の里帰りの際撮ることにしました。しかし寂しいものです。いっそ全てが新しく生まれ変わっていれば、良き思い出の街だったのでしょうが、それは生々しく残骸のように残り、なんだかやるせない気持ちになってしまいました。



































