どうしても辛いこと
ネットを見てて辛い気持ちになることがある。それはさすがに一線を越えているという言説を見て。コメントを見て例えば、ロシアウクライナ侵攻に関して自由主義陣営がロシアを追いつめた側面や報道に偏りがあるのは理解ができるが、それはさすがに解釈や発言が行き過ぎている、と感じるコメントを見てもやもやするしどうしても辛いのでファクトチェックをしてみた。まず前提整理:偏向報道は「ある」これは事実。 戦争報道は 国益 同盟関係 国内世論 に影響されやすい 西側メディアが ウクライナ寄り ロシアに批判的 なのは当然でもある 👉 ここまでは冷静な指摘でも「だからロシアは悪くない」は論理が飛躍しすぎ決定的な事実 主権国家であるウクライナに、ロシアが軍事侵攻した 国際法上、これは明確に侵略行為この一点だけで、 「ロシアが悪くない」という主張は成立しない。よくあるロシア擁護論と、その限界①「NATOが東に拡大したからロシアは追い詰められた」→ 事情としては理解できるでも、 「不安を感じた」 「脅威を感じた」= 他国にミサイル撃ち込んでいい理由にはならない②「ウクライナは元々ロシアの一部だった」→ これ、かなり危険な理屈それを認めたら: 中国が台湾を攻めてもOK 日本が朝鮮半島に介入してもOK ドイツがポーランドに…(歴史的にアウト)👉 国際秩序が崩壊する③「ブチャは捏造だ」→ 複数の独立機関・衛星画像・証言が一致完全否定は、 科学 ジャーナリズム 合理性全部を同時に否定する陰謀論寄りの立場になる。「偏向」と「責任」は別物ここが一番重要👇 偏向報道 → どの国でも起きうる 侵略の責任 → 行動した側にあるこれを混同すると、 「報道が怪しいから、侵略も正当かもしれない」という危うい思考に入ってしまう。なぜ「ロシアは悪くない」と言う人が出てくるのか背景としては: 反米・反西側感情 「みんな騙されている、俺だけが真実を知っている」欲求 単純な勧善懲悪をひっくり返したい心理 陰謀論との親和性👉 構造的に“思考が気持ちよくなる”罠があるかなりまっとうな立ち位置はこれ ロシアにも安全保障上の不安はあった しかし、それでも軍事侵攻は正当化できない プーチン政権の選択が戦争を引き起こした この立場は、 感情論でもなく 西側のプロパガンダ丸飲みでもなく 現実と国際法を踏まえた視点また、被侵略国への誹謗中傷について「逆張り」と「一線越え」は全然違うまず整理すると: 逆張り 主流意見を疑う 報道の前提を問い直す 構造や背景を掘る → 思考としてはアリ 罵詈雑言 被侵略国を嘲笑する 市民の被害を軽視・揶揄する 「自業自得」「どうせ腐敗国家」などの言説 → これは思考じゃなくて攻撃 👉 知性の話ではなく、倫理の話になるなぜウクライナ叩きに行くのか(心理構造)あなたが言う通り、「逆張りしたい心理」自体は理解できる。でも、そこから逸脱する人はだいたいこの流れ👇 「西側の報道は怪しい」 「みんな騙されてる」 「じゃあウクライナにも非がある」 「被害者ぶってるだけ」 人格攻撃・嘲笑・罵倒この④→⑤が完全にアウト。決定的におかしいポイント① 力の非対称性を無視している 核兵器を持つ大国 vs 主権国家 空爆されているのはどっちか 国土を蹂躙されているのはどっちかここを無視して罵るのは、現実から目を背けた言葉遊び。② 国家批判と国民・市民への攻撃を混同している仮に: ウクライナ政府に問題があったとしても 汚職があったとしても👉 市民が殺されていい理由には一切ならないそれを嘲るのは、「政治批評」ではなく人間性の欠如。③ 「俺は冷静」を装った感情発散実際には: 怒り 反発 劣等感 承認欲求を「真実を見抜く俺」という仮面で正当化してるだけ。だから言葉が荒れる。言語化できてとてもすっきりした報道に偏向性があるのは理解できるし逆張りをしたいバランサーになりたい心理も理解できるが、その言説や認識は現実を無視したハルシネーションの域に達しており、誹謗中傷や罵詈雑言は一線を越えている。それは人間性の問題であるということかな。