先日のクライアントさんからこんな質問をいただきました。

 

「maiさん、天命って、ちゃんと見つけて何か成し遂げなければならない……みたいなものなんでしょうか?」

 

確かに、天命と聞くと、使命というか重苦しいものに感じる人が多いかもしれません。

 

私も昔は、なんとなくそういう印象を持っていました。

 

漫画やドラマでは

 

 

「命をかけて使命・天命を全うする!」

 

 

みたいな熱血でドラマチックな描かれ方が多かった気がしますし、

 

成功者の名言みたいなものでも

 

 

「己の天命に生きよ」

 

 

みたいなものを、よく見かけた気がしますね。

 

 

しかし実際の天命は、そうではありません。

 

厳密には、これからの時代の天命そうした立派で崇高な重苦しい義務のようなものではありません。

 

 

時代ごと、時勢ごとに「今を生きる人々のために」求められる在り方や考え方というのはあります。

 

 

努力、根性、支配的、好戦的、二極化……

 

 

そういうものが魂の最大最高のエンターテイメントとして、支持されてきた時代もありました。

 

 

しかし2021年前後から、一気に「それはもう辞める」という流れがきていますね。

 

 

風の時代と呼ばれたり、集団アセンションと呼ばれたり、表現は色々ですが……

 

「二極化や対立構造は辞めて、統合と調和を選択する」というのは宇宙の選択であり、それは私たちの選択でもあるということです。

 

私もその流れはやはり肌で感じています。

 

 

では、これからの時代の天命とは何か?

 

 

それは、本気で自分の本質(真我)と一致した人生を送ること。

 

この人生を体験し尽くすことです。

 

 

男たるもの、立派に稼いで家族を養わなければならない。

 

起業家たるもの、この程度の売上で満足してはならない。

 

コーチたるもの、人と社会に貢献する存在で在らねばならない。

 

 

こうした「べき論」で語られる内容……

 

つまり、借り物の言葉で語られることは、その内容がどんなに崇高で立派であっても、あなたの天命ではありません。

 

 

 

誰しもに共通する本質とは、愛、光、力。

 

 

ワクワクすること、心穏やかになること

自分も他人も包括して宇宙を信頼する明るさ

じんわりとした温かさや、動かずにはいられないパワフルさ

 

 

その感覚に一致した選択と行動の先にあるのが、天命です。

 

 

 

もちろん、

 

 

自分がもっと目立ちたい、立派になりたい!というエゴ

 

これをやるよりこっちのほうがお金になるはずだという損得勘定

 

自分が上手くいかないのは親やコンサルのせいだという被害者意識

 

どうせ自分なんて……という無力感、無能感

 

 

全部、手放すことが前提。

 


 

そこを手放せていないと、

 

 

これと信じた感覚は、実は自分の本質ではなく外郭にある思考だった

 

 

なんてことは、よくある話です。

 

 

あるいは低い周波数・重い波動の状態の自分の感覚を信じると、

 

当然、がっつり自分の本質からズレにズレていくわけです。

 

 

なので、

 

 

本質に一致した選択と行動

 

 

というのは、言葉にするのは簡単ですが

 

人によっては辿り着くまで時間を要するものですね。

 

 

 

本質に一致した選択と行動というのは、

 

やりたくて堪らなくて、気付いたら手足が動くようなもの。

 

楽しさ、ワクワク、集中状態、心地よさが長く続くもの。

 

 

 

つまり天命に沿ったビジネスというのは、

 

勝算があろうとなかろうと

誰に言われずとも着手しているし、

 

目先の結果が上手くいってもいかなくても

たいして気にならないし

 

どんなに行動しても、疲れません。

 

 

 

結果として、自然に行動量が増えていて

真我=無限で万能な宇宙に繋がっていれば

その時々でアイデアも泉のように湧き出してくる。

 

 

放つエネルギーも強く、高く、増大するので

 

返ってくるエネルギーは

 

お金、感謝の言葉、人の縁、

その他にも「素敵な体験」という形をとって

 

人生に還元されてくるわけですね。

 

 

 

 

天命を生きることは、あなたのビジネスを輝かせること。

 

ひいてはあなたの人生を輝かせることであり、

 

無限の豊かさを、自分に一致した最高の形で受け取ることです。

 

 

自分の天命ってなんだろう?

 

 

そう気になって、答えを求めるのは人の性ですが

 

焦らず、目の前の現実に向き合い、自分の内側にベクトルを向け、日々統合していきましょう。

 

 

天命というのは往々にして、

 

「これこそが自分の天命だ」と気付いて着手するものではなく、

 

ふと人生を振り返って「これが天命だったんだな」と気付くものです。