縮退
( 今回は長くなります あれ?今回も!かな?w )
はじめに・・・現状の自分は 暗い話になってしまう要素ばかりなので あまり記事更新する気はありません
文字にすると負の表現に繋がっていってしまうし・・・
それはAEにとって不本意なんです
今でもこのblogに来てくれる人は僅かと認識しています
そして自分の状態を一応伝えるべき人達と考えています
いろんな角度から支えてくれている大切な繋がりと感じています ←そう思うのは俺だけか?www
なので・・・今回UPします
まず・・・過去の記事でも話してますが 改めて明記すると
今のAEは 股関節全廃 です (人口肛門や泌尿器障害・神経の痺れ・骨折したままの骨盤などもありますが)
しかし股関節以下の 膝関節・足関節 は動きます (健常者同様とはいえませんが・・・)
稀な状態といえばいいのか? 特殊というほどの事ではないのですが
一般的な状態ではないようです
一般的に人体の神経損傷は末端部分から現れると認識しています
それを考えると 足の指・足首・膝が稼働するのであれば いづれ股関節も動くんじゃね?
と考え 望みを託してました
両下肢の股関節の用を全廃したって事は・・・
① 1下肢の用を全廃したとしても松葉杖による生活は可能であり必ずしも車椅子生活を強いられる事はない
② 両関節の膝関節または足関節の用が全廃した場合それぞれ膝関節または足関節を固定するなどすれば
常に車椅子でなければ生活できないという事にはならない
つまり完全に車椅子人間って訳です
それでも単純に上記理由により未来に希望を強くもちながら復活を願っていました
担当医師からも 「本来動くはずなので・・・原因を特定できない」 と説明を受け症状固定を迎えました
AEは楽天的なので 「人体の不思議ってやつだな! 医学で治せない事もある!神経なんかテキメンじゃ~」
と感じ 自分の治癒力に自信をもっていた訳です!
補足すると・・・
脊髄損傷が原因の症状ならばスッパリと諦めていたのは言うまでもありません
ですが・・・ハッキリと原因を知ることにより希望の道が極細になっちまいました(笑)
話は少し変わり・・・
未だ損害賠償の裁判は始まっていません
AEが裁判を始められる条件として 簡単にいうと
①治療が終了し症状固定診断を受ける
②自賠責損害調査から後遺障害等級認定を受ける
③後遺障害等級確定後、加害者サイドの任意保険会社が損害賠償金などの金額提示
が挙げられます
その額に不服であれば裁判となります (ほぼ裁判にもつれ込む内容なのですがね・・・)
①は去年の9月10日に受けました
今は②の時点で足踏みしています
なぜかというと今年の2月に後遺障害等級が提示はされました
されましたが・・・両下肢股関節機能全廃に対する障害抜きの等級認定でした
その回答には 「股関節機能障害が本件事故と相当因果関係を有するとは捉えがたい」 という内容
↑オマエラ アタマ クルッテナイカ ?? コレダカラ クニノ キカンッテヤツハ・・・
ライプニッツ係数もそうだ・・・ ライプニッツ係数もそうだ・・・ ライプニッツ係数もそうだ・・・
よって現在 異議申立するため再診察したデータや医師の見解を集めている段階でした
さて本題!w
ハッキリと原因を知ることになったのは 異議申立に必要な医師の見解を見たからです
なんか・・・自分が思っているのは的外れで・・・それなりの理由があるんじゃん!ってお話です
それを知ることになった 弁護士から医師に対する【照会回答書】 を下記に記します
照会回答書
①股関節の機能全廃を医学的に説明するための検査として、電気生理学的検査その他必要な検査は
あるか?ある場合は具体的な検査方法
【医師の回答】 股関節周囲筋の電気生理検査は困難と思われるがMRI で筋障害はある程度評価できる可能性はある。
②①に記載の検査方法の当院での実施の可否
【医師の回答】 MRI の撮影可
③損傷が生じたとされている神経に関する具体的な所見や、その損傷高位が明らかでないとの指摘に
対しての意見
【医師の回答】 骨盤骨折で仙骨とその周囲の骨折がある場合、腰仙神経叢の損傷をおこすこととしてなら
多彩な症状が出現しうる。 そのため脊髄損傷でおこるようなはっきりとした高位診断ができないことがある。
今回は主に股関節周囲筋の障害をおこす形で神経障害がおこった可能性がある。
骨盤後方の骨折転移は左の方が強い。
④両膝関節や両足関節の稼動域は正常値であり、股関節部に限られた著しい筋力低下が生じていることの
医学的説明
【医師の回答】 ③記載の神経障害に加え、本外傷では股関節周囲の筋肉自体の損傷が加わった可能性が
高い。 なぜなら外傷性の直腸損傷により便が臀部~股関節周囲の皮下組織に流れ出した。
結局、体幹~鼠径部・臀部~大腿部に及ぶ広範囲にわたる皮下組織と筋の感染症壊死をおこしていた。
これに対しては外科において全ての範囲のデブリードマンが行われている(程度は右に強い)
体幹~大腿に及ぶ開放創では、周囲の筋肉や骨折部まで露出した状態が続いていた。
筋肉に及ぶこの感染症壊死とデブリードマン、その後の開放創の過程で股関節周囲の筋に障害がおこった
可能性は高いと考える。
以上、神経障害に加え、直接の筋障害が股関節周囲筋の筋力低下の原因と考える。
股関節周囲の著しい筋力低下があると実用的な歩行は困難と考えられる。
膝、足関節には直接の外傷はなく、可動域が正常であるのは妥当と考える。
⑤両股関節の著しい筋力低下による実生活への影響(自立歩行の可否・松葉杖や歩行器などの歩行補助具
を用いての歩行の可否・移動は車椅子によるほかないか等)
【医師の回答】 自立歩行不能。 松葉杖、歩行器は練習したが実用に至らず、現実的には車椅子移動のみ。
というわけです。
症状固定診断の日 医師に 「色々な症状が重なっているのではっきりとした原因はわからない状態」と
説明を受けた。
足が動く可能性の先生なりの見解を教えてください。立場上はっきり言えないのは承知の上聞いてます
あくまで個人の見解としてだけでいいんです というAEの問いに 「恐らく無いと思います」 と返ってきた。
その理由がこの回答書にあったって訳です。
そういや先生は 「敗血症によるデブリードマンの時、筋肉も壊死していたため削ぎ落としています」
と言っていたな・・・。
AEは今日 「著しい」 って言葉を嫌いになりました (爆)
日本語って曖昧表現で頭にくるwww
悲観してはいないし絶望もないけど・・・正直言うと結構な意気消沈 (笑)
まぁ~ でも道が完全に閉ざされたわけでもないし
ハナっからこの状態からの再スタートなわけだし
自分の治癒力・回復力にかけるしかないのは変わらないので
復活 乞うご期待あれ♪
コイツらのほかに・・・
コイツらも待っていてくれてます
自分を犠牲にして俺の命を救ってくれた 1199 PANIGALE R
必ず復活して コイツが見せてくれようとしていた景色をみてみたい・・・