みなさんこんばんは!!
ブログではお久しぶりの
えぽっちです!!(╹◡╹)

さぁ、Twitterではもう報告済みですが
12/21〜25まで開催していた
『Twitterのあんたがたに挑戦します』の
GM(ゲームマスター)をしておりました!!✨
それについて今回は前半部分を
書き連ねていきます(๑•̀ㅂ•́)و✧

この企画を知らない人のためにざっくり説明すると
あんたがた公式のTwitterから
セブンネットプリントの番号が公開されて
その番号で印刷するとすごく難しい問題が現れます。
その問題をTwitterをしてる人たちで協力して
解くと『ある場所』が求まります。
その場所に行くとまた新しいネットプリントの
番号が発見され次の謎が現れます。
以下これを繰り返し全国を巡るというイベントです!

今回全部で24問(分岐含めて26問)が登場しましたが
僕は『4匁』『6匁』『10匁B』(匁→もんめ(問目))
の担当でございました!!( ̄^ ̄)ゞ

今回はこれらの制作の流れを
書いていこうかなと思います。

と、その前に
どうしてこの企画に参加しようかと
思ったかのお話をしようかなと思います。

僕がこのイベントをちゃんと知ったのは
今年の4月に行われた
『Twitterのあんたがたに挑戦します平成令和煎』
からです。

当時Twitterでちょっと触れていることもあり
知ってる方もいるかもしれませんが
平成令和煎をやっていた当時
その日の用を済ませて乗っていた電車が
たまたま船橋に向かう電車で
Twitterを見たら「船橋」に行ってくるれる人募集!!
みたいになっているのを見た僕は
これが噂に聞く「勇者募集!」というやつか、
と思いそのまま船橋に直行。
結局、タッチの差で目的地には着けず
勇者にはなれませんでした。

なんとなく悔しさが残ったことと
その平成令和煎で出てた
「ポケモンタイプ相性表マインスイーパー」
(どっかに残ってると思うので探してみて!)が
「こんなに難しい問題が許される世界なのか」と、
僕の中で革命が起きて
『挑戦させる側』としていつか参加してみたいと
思ったのがきっかけです。

後にこのポケモンタイプ相性表の問題を作った
komeiさんにお誘い頂き
ゲームマスターに参加したのが経緯になります。


さてさて、
いよいよ問題の制作の流れのお話しになります!

4、6、10Bの問題担当ですが
こちらから👉 http://2019.atgt.work/
解説も確認できるので見てない人は見てね✨

それでは4匁から!

はい!こちらの問題ですね。

パッと見でもかなりいかつい問題ですが
このプリントされた「最短ルート迷路」は
僕にとっては“小手調べ”でした(悩んだ人ごめんなさい💦)

出題されてから約30分くらいは解かれなくて
ちょっと驚きましたが、
Twitterにこの問題の「山場」ともいえる
『再現CGメーカー』のスクショが上がったときは
作った僕自身すごくテンションが上がりましたね👍

☝︎中身はこんな感じで、
今でも再現CGメーカーの再現コードに
『wadjv』と入れれば出てくるので是非見てね!

この『宙に浮く要塞』(僕が勝手に名付けました)
はスプレッドシートで
挑戦してくださったあんたがたによって
出題されてから約4時間の時を経て
崩落しました。感動でした(スプシ見てたよ!)

そんな序盤で現れ、あんたがたを驚愕させた
『宙に浮く要塞』の制作について触れていきます。

現地は神奈川県相模原市にある
『みどりのラブレター』という場所で、
山奥にラブレターが飾られている場所です。
さやちぃ。さん(今回の全問デバッグ班)という方に
現地に行ってもらったのですが、
場所は僕が軽率に
「行きにくい場所とかどうですか?」と
言ったところからさやちぃ。さんが提案してくれた
のが始まりです。

僕は制作に入って漠然と
「トレミーの48星座が使えないかなぁ」
と考えていました。

しかし、『トレミーの48星座』だと
「みどりのらぶれたー」が答えの場合(現地が後に決まったので)
「星座内から文字を全て拾うことができなくて残念...」
と思った後「88星座だったら行けるなぁ」とざっくり
方針を決めておりました。

今のこの説明を聞いた人の中で、
「え?」と思った方がもしかしたら
いらっしゃるかと思います。
「りーぶらのみたどれ」ができるから星座の問題にしたんじゃないの?と。

いいえ、違います。

“たまたま”「88星座」を選んだし
“たまたま”「みどりのらぶれたー」を並び替えると
「りーぶらのみたどれ」ができただけです。

この辺りについては後ほど説明いたします。

88星座を使うと決めてからの話になります。

「88星座をどう調理しようか」と考えとき、
平成令和煎で出た
ポケモンタイプ相性表のパズルが脳裏に過りました。

この4匁を作る前に6匁を作り上げていたのですが
そちらは厳つい「パズル」というより「計算」だった
ので、どうせならタイプ相性表の問題のように見た瞬間に「これやべぇ」と思われる「パズル」にできないかなと思ったところからスタートしています。

88星座はわかりやすく88単語あるので
スケルトンにすれば良さそうというのはすぐ
考えつきました。

ただ、そのままスケルトンにしても別に「これやべぇ」とはならないので、
『まだ誰も挑戦したことのない問題』ってどんなだろうと考えて『3Dスケルトン』が思いついたのです。

そして立ちはだかる最初の壁は
「どうやって3Dを共有する?」というところでした。
なにか良い方法がないかなと思ってスマホを
いじっていたら、いつか遊んでいた
『再現CGメーカー』に目が行きました。
「これなら3Dにできるのでは?」と思いましたが
共有方法がわかりません。
しかし、調べてみたら発行する「再現コード」によって誰でも自分の作った3Dの世界が共有できる機能が追加されていることを知ったので(遊んでいた当時はこの機能はまだなかったです)、「これなら行ける!」と
確信しました。

さて、ここからあの『宙に浮く要塞』を作る
作業です。

「どうやって作っていくもんか」と
考えて紙とペンを用意しましたが
「3Dスケルトンの作り方が平面だとわからない」
と、なりました。

そこで、
「じゃあ積み上げるブロックを全て記憶して『頭の中』のスケルトンを具現化しよう」
と考えたのです。

どのブロックがどの文字か分からなくなったらおしまいなので、「これは短期決戦だ」と早いうちから覚悟を決めていました。

実際この方法で作られたあの要塞は6時間ほどで完成しました(ぶっ続けだったので終わった後めっちゃお腹空いてました笑笑)

前半の方では「『東京23区』とか、せいぜい『山手線の駅名』にすれば良かった」とかなり後悔しながらやっていましたが、40単語超えたあたりで、「これなら行けるかもしれない...」と、謎の確信を持ちながら制作していました。

6時間の修羅場を経てできたあの要塞をすぐに同じ制作チームに共有しました。

したらば現地担当のさやちぃ。さんがデバッグしてくださり、1カ所だけミス(5文字の星座が6文字になってた)があることが判明しすぐ修正して完成しました。

さやちぃ。さんから解説で載せてる「3Dスケルトン」を「平面に直した図」を共有されて
「平面に直す方法があったのかー!」と作り終わった僕はかなり感心しました。
そんなさやちぃ。さんからは「原案図ないの???」と、逆に驚かれてしまいました笑笑(僕の頭にしかないので)

それを作り終えてもう一つ壁が現れました。

「どうやって『みどりのらぶれたー』を拾わせる??」と。

最初は「人」を置いてそれを「アナグラム」させようと思っていました。

一応と思い、
「『みどりのらぶれたー』でなんか別の単語にならないかチェックするかー」と、探してみました。

探し始めてすぐ、『たどれ』という文字が目に入りました。そして次に『らぶりー』という文字。そして最後に残った『のみ』。これらを組み合わせると
『らぶりーのみたどれ』という言葉ができることに気づきました。

「ちょっと探しただけなのに指示文っぽいものができてしまった!?!?」
と、自分自身驚きました。

まだネプリで印刷される問題を考えていなかったので、「どうせならこの指示文が使えたらなぁ」、と漠然と思いながら疲れたし眠ろうとしたら急に「らぶりー...らぶりー...りー...りーぶら!?!?(天秤座)」となり、「これは使うしかない!!!」となって、最終的に文字を拾う順番も指定できて、あの問題全体が完成したわけです。(因みに僕が9月生まれの天秤座だったので「リーブラ」という単語を知ってて気付けました)


制作というのはこういう『言葉のキセキ』というものにたまに出くわします。

僕はこの『キセキ』を追い求めて今も謎を作っているのかもしれません。

「3Dスケルトン」という狂気じみた制作の先にあったこの奇跡は、本当に作って良かったなぁとつくづく思わせてもらうものでした。

後半でお話しする「6匁」でもこのようなキセキの連続でできているので、是非続きを読みに来てください。

それでは( ̄▽ ̄)