前の記事でほんの少しのシリコンを削ってしまった と書きましたが、実際にはもっとシリコンを削ってしまっていた
ということに気づかされた事件が発生しました。
プロホース事件のあった翌日の朝
スクレーパーでコケ取りした水槽を見てみると・・・・
メダカ1匹が水槽の角で頭を下にして泳いでいます。
初めは気にも留めなかったのですが、3分経って5分経っても同じ場所で同じ状態のままでした。
なんかおかしいと思い、網ですくおうとしたのですが、水中から持ち上げるとポトリと水の中に落ち、またもとの位置で頭を下にして泳ぎます・・・。
何だこれは?
と思ってよ~~~く観察してみると
細く透明な糸のようなものをくわえています。
ん??ナニコレ
今度はその細く透明な糸を持ちながらメダカを持ち上げてみました。
糸は途中で切れ、メダカを掬い取ることができました。
掬い取った網の中でメダカを観察すると、口から出ていたのは シリコン でした。
どうもスクレーパーでコケ取りした時に削ってしまった細く長いシリコンが元のシリコンから切り離されることなく水槽内をゆらゆらと揺らめいていた。それをメダカがエサか何かと間違えてパクリ、としてしまい
いくら飲み込んでもシリコンは切れることなく、そのまま細いシリコンをどんどん飲み込んでいった結果、頭を下にした状態になってしまったようです。
メダカの口元から出ているシリコンの端を注意深く引っ張っていくと、全部で7,8cmくらいのシリコンが出てきました。
シリコンは途中で切れることなく最後までつながって出てきてくれたようです。
メダカを水中に戻すと何事もなかったように泳いでいました。
翌日エサをあげるといつも通りパクパクとよく食べ、フンも正常なものが出ていました。
ホッと安心しましたが、スクレーパー処理後は水槽内をよく確認し、シリコンを傷つけているところを見つけた場合はシリコンが浮遊したり、たなびいていることがないかを確認するようにしようと思います。
今回被害にあったメダカ君、ごめんなさい。
こんなことが二度と起こらないように気を付けます。