ピートモス | 淡水エビ ワクワク

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その飼育日記です

飼育水のpHが高く、アナカリスの調子がよくない状態が今年の春から続き、夏場には回復するだろうと思っていたら秋まで調子が悪いままになっていました。

 

調子を悪くする原因が何なのか知りたくなり水質を調べてみたところ、元の水道水のpHとGHの数値が高いことがわかりました。

とりあえずこの状態を改善するべく、pHを下げるためにソイルを使用することにしました。

ソイルは水槽底面に敷いてしまうとリセット時に大変な労力を使うため、外部式フィルターに入れたりザルに入れて水槽に沈めたりしました。

 

GHを下げるためには水道水をカチオンフィルターで処理することにし、その処理した水は曝気するとpH8以上になるため、硫酸水素ナトリウムを添加し、丁度よいpHに調整して換水時に使用することにしました。

 

うちの水槽のうち、10Lの水槽は2つあり、外掛け式フィルターを取り付けてあります。

これらの水槽にはフィルターの濾過槽内にソイルを入れてみたのですが、容量が少ないため全く効果がありませんでした。

この2つの水槽はpHが8.5前後になっています。

このpHを下げたいと思い、いろいろ調べた結果、ピートモスを使うことにしました。

長繊維のピートモスを100均のだしパックに入れ、茶色の水がほとんど出なくなるまで水につけてから外掛け式フィルターにセットしました。(純正のフィルターは取り除いています)

セットした次の日、水槽を確認すると水がごくごく薄く着色していました。

私としては全く問題ない程度の着色です。生体の観察にも支障なしです。

そしてpHですが、2つの水槽とも7.0前後まで下がっていました。

生体も暴れたり、調子を崩している個体もありません。

24時間かけてpHが1以上さがり、生体も問題なし。

TDSも測定しましたが、30~50ほど低下していました。

調子いい滑り出しです。

あとはどこまでpHが下がるのか、ピートモスの効果がどのくらい続くのか調べていくつもりです。

pHが6くらいまで下がり、それが半年くらい続いてくれるとありがたいんですよね。