こんにちは〜
今日は久しぶりにいい映画を堪能できたので、紹介したいです。
アキ・カウリスマキ監督の
『ル・アーヴルの靴磨き』
2011年のフランスで製作された映画です。
フランスへ密航してきたアフリカ人の男の子を、主人公のおじいさんを初め、近所の皆んなで協力して匿う物語です。

フランス特有な暗くて冷たい雰囲気が、街や家の中に漂います。
しかし、使命の如く少年を受け入れ匿う主人公や、それをサポートする周囲の人々の温かさ、捜査している一見冷酷な警視も、人情に厚い人物だったりと、とーーーーっても温かい映画でした。
アキ・カウリスマキ監督の作品は、
『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』
(実在するアーティストなんですよ🎵)
で知り、その独特なぎこちない空気感と、写真を繋げたかのような美術的な絵の撮り方に魅力されました。
私は、音楽、歴史、文化、美術が好きですが、その全てが詰まっていて、五感をくすぐってきます。
フィンランド出身の個性的な監督ですが、
『ル・アーヴルの靴磨き』
は、とても分かりやすい内容で観やすいので、アキ・カウリスマキ監督を初めて見る方にオススメしたいです。
〜少年はまるで、キリストのようだ。
それまでル・アーヴルを包んでいた冷たい空気が、少年の登場によって周囲の人々が温かくなっていく。
〜人間は、周囲が悲観的だと楽観的になろうとし、周囲が楽観的だと悲観的に物事を考えてしまう。
妻役のセリフが印象的だ。
医師に「(治らない病だけども)奇跡は起こるかも」と言われ、「ええ、近所じゃ起きてない」と言う。
とても美しいセリフだし、政治的な意味合いもある。
主演:アンドレ・ウィルム
最後に、今回も実在するアーティストが特別出演しています

その名も
『リトル・ボブ・ストーリー』
70年代にフランスで活躍していたロックバンドです。