最近、ブログはほとんど書いてない
先日、宮古島トライアスロンに完走した
備忘録の為に書いておこうと思う
6年前、トライアスロンに出る事を決めた
10mしか泳げないメタボの中年の親父がそう決めた
2011年3月11日、震災の日
アスロニアの太朗ちゃんを訪ね、バイクを購入
2012年5月20日、ホノルルトライアスロンに初出場する
初出場の様子がこちら・・
トライアスロン完走 3部作 ① ~期待~
トライアスロン完走 3部作 ② ~失意~
トライアスロン完走 3部作 ③ ~感謝~
今見ても、面白い・・・
そんな僕のトライアスロン人生も、6年目を迎えた
2016年 4月17日
初のロングのトライアスロンレースに出場した
一般によく耳にするトライアスロンとは
オリンピックディスタンスという競技で
スイム1.5km バイク40km ラン10kmを走る
今回、僕は出場したのは、通称「ストロングマン」
スイム3.0km バイク157km ラン42.195km
合計 202.195km
宮古島を2周する過酷なレースである
制限時間が13時間30分
アイアンマン等に比べると、制限時間が短い
時間が過ぎると容赦なくバスで収容される
トライアスロンを始めてから
初年度以降、大して練習をしてもいない自分が
ロングディスタンスに出る事を決意した
その理由は・・・
特にない・・・
大会 前々日の早朝、仲間達と宮古島入りする
我がチーム P-bayからの出場は、たったの3人
賑やかなホノルルとは全く違う雰囲気
中村浩二と高倉秀穂
どちらも大親友である
こちらの二人の美しい女性は宮古島トライアスロンの大先輩
因みに僕より、断然早い・・・
東急ホテルにチェックイン
素敵なホテルである
このホテルのビーチがスイムのスタート地点
到着後、バイクに少し乗り
選手登録を済ませ、ワイドーパーティーへ
登録も極めてシンプルでスムーズだ
流石、32回も続いている名門の大会
しっかり飲み、しっかり食べて、翌日に備える
レースが待ち遠しい
翌日、午前6時に起床し、スイム練習
ここで一つ大きな間違いを起す
午前4時に起きる予定が、午前6時まで寝てしまう
この寝すごしが、後々とんでも無いことになる
それを、この時は知る由もない
サニーフィッシュの仲間達と1.2kmほどのスイム
宮古の海は美しい
この海は本当に素晴らしい、この海で泳げることが何よりも感謝
海が荒れると、デュアスロンになる
スイムが中止になり、代わりにランとなる
ラン→バイク→ラン
何があっても、この海では泳ぎたい
その後、バイクの調整
新調したバイクのホイールは前後とも、Zippの80mm
風が強い宮古島には向かない
念のため、カンパの50mmリムも持参してきた
風の強さで変更できるように
この日の宮古島は強風
特に伊良部大橋は凄まじい風
50mmに決めた
走ってる臨場感は出ないが、安全を取った
前タイヤが風で煽られて、落車が怖い
ところが・・・
いざ、カンパを履いてみると
メンテ不良で、フレが大きい
最近、使ってないので拗ねいるようだ
フレとは、スポークのバランスが悪く
タイヤが左右に振れる事
ブレーキシューに触れて、上手くタイヤが回らない
メカニックにチェックしてもらうも
触れてるブレーキ部分は調整できたが
タイヤのフレは治らない
バイクチェックイン終了時間が近づいている事もあり
フレたままで、走る事を決断
そう影響ないだろうとの判断
一度バイクインすると、もうレースまで出せない
風は不安だが
バイクは得意種目、今から楽しみだ、早く走りたい
この日は練習もせず、翌日の準備を行う
身体を完全に休める事も必要だ
ロングのトライアスロンでは
水分、エネルギー、塩分が欠かせない
エネルギーが切れるとハンガーノックになり
全く動けなくなる、その為、もの凄い数のジェルを摂取する
これを
スイム前、スイム後
バイク中、バイク後
ラン中、ラン後に、仕分けする
トライスーツ、ウエットスーツ、グローブ
ランシューズ2足、バイクシューズ、ビーサン
帽子、汗止め、靴下2足、痛み止め、ワセリン
スイムキャップ、ゴーグル、曇り止め
ゼッケン、ドリンクボトル、サングラス
タオル、帰りの着替え、スニーカー
パンク用工具、替えタイヤなどなど
用意しなければならない物は、山ほどある
どれか一つ無くても命取りになる
準備を終え、ホテルで飯を食い、早めに消灯
夜の8時
こんな時間に通常、寝ることはない
レース前日の睡眠は非常に重要
ホイールのリム幅より、よっぽど大事
海外では、時差呆け、国内でも通常レースは早朝に行われる為
早い時間には、中々寝付けない
この日の為に、5日前から、早寝早起きをしてきた
おまけに、マイスリー(睡眠導入剤)を服用するので安心だ
マイスリーを1錠飲み、消灯
睡眠導入剤は初めてだったが
前日に試している、不安はない
同部屋のタカの鼾は気になるが、なんとかなるだろう
ところがである
21時になっても、22時になっても眠れない
昨日、朝の6時まで寝てしまったのが原因か
明日への気分の高まりが原因か
いずれにせよ、眠れない
同部屋のタカに迷惑もかけれない
寝ているのを確認し、ビールを飲み、難しい本を読む
眠る為の必須アイテムだ
後で聞いたのだが、タカもこの時、眠れなかったらしい
すまない、タカ
23時、24時と時間がどんどん経過する
眠れないという気持ちが更に眠りを阻害する
普段、眠れなくて苦しむことは皆無、寝付きはすこぶる良い
睡眠導入剤など、使うことはない
だが、トライアスロンの前だけは、気持ちの昂りで目が冴える
翌朝は午前4時の起床予定
このままでは、一睡もできない
焦る、もがく、余計に寝付けない
地獄の時間
トライアスロンの苦しみよりも辛い時間帯だ
そこで、禁断のメラトニンに手を出す
メラトニンとは、ホルモン剤で正確には薬ではない
睡眠ホルモン剤というらしい
知人の医者から、頂いた
前週に服用したが、身体に合わないという理由で摂取を止めた
翌日一日中、身体のダルさが抜けなかったからだ
しかし、ここまで寝れないのであれば、背に腹は変えれない
2~3時間でも眠りたい
焦る心が勝り、震える手でメラトニンを1錠飲む
即ち、マイスリーとの併用である
これで、眠れるだろう・・・
ところが、一瞬記憶を無くしただけで目が冴える
結果、朝の4時まで一睡もできなかった
アラームと共にベットから抜け出る
マイスリーとメラトニンの併用がダメだったのか
メラトニンが自分に合わなかったのか
理由は解らないが
恐ろしく体が重い、だるい
朝食に出るも
食欲が全くない
目眩、吐き気、凄まじい眠気が襲ってくる
立っているのが辛い
顔に冷や汗が滴り落ちる
それでも、なんとか準備する
ハートモニターを装着すると
脈拍は120
身体を動かしていないのに、動悸が激しい
バイクにドリンクをセッティングし
トランジション用袋を所定の場所に持って行く
途中、嘔吐く・・・
ウエットスーツを着て、スタート位置へ向かう
目が眩む・・・
真っすぐ歩けない、すぐにしゃがみこむ
「ダメだ、これではレースに出れない」
「途中で心臓麻痺を起すかもしれない」
最初の3kmを泳ぐ自信が無くなってくる
様々な不安が頭を過る
昨年のトライアスロンでも、スイムで何人も亡くなられてる
目眩と吐き気は収まらない
でも、DNS(Do Not Start)だけは嫌だった
昨年のアイアンマン台湾は、ギックリ腰で台湾へ渡れず
2年前のアイアンマン常滑では、風邪で会場へ行けず
3年前のアイアンマン常滑では、スイムの前に体調不良で
出場を断念、直前のDNSだった
3年前のアイアンマンは、結果、副鼻腔炎であった為、出場せずに
正解だったが、後悔が大きく残った
それも、これも、全て自分の体調管理不足
長く走るトライアスロンは体調管理もレースの一部
体調管理が出来ずに悔しい思いは何度もしてきた
今回はその思いはしたくない
何があっても、出る、その意思は変わらなかった
スタート前、今見てもヤバい顔してる・・・
カメラを向けられ、無理に笑う
スイムのスタート地点に立った
吐き気が止まらない
ウエットの胸への締め付けが気になる
吐きそうになる
ゴーグルが曇った
ゴーグルを外し、手で拭う
それでも、ゴーグルが曇っている
ゴーグルではなく、自分の視界が曇っていた
ヤバい・・・そう思った
レスリングの吉田選手がスタートの合図を鳴らした
1,700人が一斉にスタートする
自分の腕時計のスタートスイッチを押す
もう逃げられない
自分にそう言い聞かせる
左側後方から、着水
多少のバトルはあるものの、ゆっくりスタートする
悪くない
依然気持ちは悪いが、ラッキーなことに畝が小さい
非常に泳ぎ易い条件だ
ありがたい、そう思った
前にも後ろにも、もの凄い数の選手が泳いでる
もう、引き返せない
気持ち悪いなどと、言ってられない
下手すると命に関わる
前に進むことだけを考え、腕を回した
600mで右へ折れる
左側から出た自分は右側へ対角線上に泳がなければならない
バトルがある
ぶつかる、蹴られる、頭をはられる、水中プロレスだ
曲がった後は、1,700mまで、潮に乗れた
比較的スムーズに泳げる
フォローする相手を決め、ついていく
1,700m地点で更に右へ折れる
岸へ向かう、残り1,300m
潮が逆、中々進まない
ゴール前、急に辺りが真っ暗になる
突然の激しい雨
頭と体に大粒の雨が音を立てて当たる
海の飛沫と大粒の雨が一緒になる
気にならない、むしろ心地よい
「あー、バイクがきつくなるなぁ~」
そう考えるだけだった
やっとの思いで、スイムをクリア
1時間09分、体調不良で泳ぎが遅い自分には悪くないタイム
しかし、体調は相変わらずよくならない
スイムアップすると、バケツをひっくり返したような雨
仲間が雨に濡れながら、応援してくれている
「にいやん、大丈夫!いいペース!頑張れ~!」
本当に元気が出る
有り難い・・・、涙が出た
フラつく足でバイク用の袋をゲットし
ズブ濡れになりながら、ウエットを脱ぎ
バイク用ジャージに着替える
自分が脱いだウエットを袋に入れ
スタッフに手渡す
小走りでバイクトランジションに辿り着き
ヘルメットを被り出発
体調が悪い中でのセッティングだった為
バイク用グローブを忘れている事に気付く
そのままスタート
バイクは一番得意な競技
しかし、やはり体調優れず
足が回らない
長いライドの後の様な、身体の重さ
このままで、157kmも走れないと不安になる
残念ながら、得意なバイクで飛ばせず
時速30km前後で走る
大雨は気になるが、伊良部大橋の風は比較的穏やか
注意しながらも、問題なく駆け抜ける
リム50mmにして良かった
体力がない今の自分には丁度良い
ここから、東平安崎まで70km地点迄は、あまり記憶がない
体調が悪かったのか、バイクで辛かったのか
ほとんど記憶に残っていない
記憶として残っているのは
2度ほど、DHバーを握りながら居眠りをしたことだけ
2度とも、中央分離帯を大幅に超え、対向車線に飛び出ていた
たまたま、対向車も対向バイクも無く、ことなきは得た
危ない瞬間だった
東平安崎で苦しくなり、トイレに寄った
ここは覚えている
ただ、ただ、バイクを降りる理由が欲しかった
トイレに行きたかった訳ではない
そこから、バイクアップまでも、あまり記憶がない
苦しかったイメージだけが脳裏に残っている
バイクを157km終え、ランパートへ進む
トランジションでラン用の袋を受け取り、シューズを履き替え
ヘルメットを帽子にかぶり直す
地元の高校生が付いてくれ、荷物を受け取ってくれる
手厚いサポートだ
ここでも、仲間が応援してくれる
「いいペース、このままなら余裕の完走!」
「がんばれー、にいやぁ~ん!
泣けてくる・・・
体調が悪い中、3km泳ぎ、157kmをバイクで走った
少しくらい休憩したい、座り込みたい
応援が無ければ座れるのに・・・
弱い自分が話しかけてくる
しかし、周囲の雰囲気がそれを許してくれない
ワイドー、ワイドー
がんばれー、がんばれー
この応援が背中を押す
座りたい・・・休みたい・・・
そうはさせてくれない、悲しい・・・
エイドでオニギリを頬張り、水で流し込む
力を込めて走り出す
ランスタートからは、少し下りが続く
バイクで足を回転させてたという事も手伝って
最初の2kmはキロ5分半くらいで走れる
あれっ?行ける!
今、感じている体調の悪さは寝不足のせいか?
薬のせいか?、ランとバイクの単なる疲れか?
もはや、わからない・・・
でも、なんとか、走れそうだ
しかし、3kmの手前で足がピタっと止まる
急にスピードが出なくなった
それと同時に、とんでもない疲れが襲ってきた
まだ町中を抜けていない
沿道にはもの凄い数の地元の応援団
休む事も足を止める事もできない
たまらず、トイレに駆け込んだ
本日2度目のトイレだ
トイレに行きたかった訳ではない
ただただ、足を止めたかった
2~3分、トイレの便座に座り、隠れて休憩する
3倍くらいの重さに感じる足を引きずり
ランに戻る
休んだのが理由か、もうペースは戻らない
キロ6分半~7分くらいまで落ちる
約2km毎にあるエイドステーションでは
毎回、水分とエネルギーを補給しようと決めていた
しかし、10km地点くらいまでは、エネルギー補給ができない
バナナやリンゴ、サンドイッチ等の固形物が喉を通らない
食べ飽きたエナジージェルとスポーツ羊羹で我慢する
もう1mmも飲みたくはない
10km地点あたりで
前を走る年配の男性が突然止まった
足が猛烈に痛いと叫んでる
彼を除いて、歩いている人は見当たらない、誰一人
彼の完走を心配する
後に、彼が回復し完走しているの見た、よかった
僕はこの時点で疲労困憊になっていた
体調が悪い中で走ったからなのか
元々体力が無いのか、練習不足なのか
もはや分からない
ラン12km地点、足が止まった、歩いた・・・
1km走り、1km早歩き
時計を見ると、あと残り30km
タイムは、ギリギリ間に合いそうだ
しかし、15km地点、目眩が襲ってきた
真っ直ぐ歩けなくなった
フラフラと千鳥足になる
やばい、本当にそう思った
目の前が暗くなる、歩けなくなった
路肩の草むらに座り込んだ
睡魔が襲ってきた、意識が遠のいていく
地元の人達が声をかけてくれる
なんと声をかけてくれたのか記憶にない
ただ僕は一言「大丈夫です」そう答えた
2分はそこに座っていただろうか
東京で応援してくれている家族や仲間
一緒に来たチームメンバーの顔が頭に過る
「一緒に完走しよう」そう誓った仲間達の顔が
膝に手をつき立ち上がった
フラフラとした足取りでコースに戻る
僕より年長者のトライアスリートが
ゆっくりだけれど、確かな足取りで走っていく
決して止まらず歩を進めている
羨ましくもあり、逞しくもあった
自分はマトモに歩く事もできない
辛く、悲しい時間だった
17km地点
路上で一般の方が冷えた麦茶を配っていた
これが美味かった
子供の頃の夏休みを思い出した
少し元気が出る
依然、目は霞んでいる
そこへ、チームメイトの「タカ」が折り返して
前から走ってきた
彼を見て、僕は首を指で切るジェスチャーをして
「無理かもしれない」とアピールした
事実、このままのスピードではアウトである
彼はわざわざ僕の方まで走ってきてくれ握手を求めた
「にいやん、絶対完走しましょう!」
彼はそう言って走り去った
「おまえの鼾が原因やっ!」 心の中で、突っ込んだ
それで、力が湧いた・・・ありがとう、タカ
20km地点、まだ足取りは重い
中々、上手く走れない、歩いた・・・
沿道の人が「マイペース、マイペース」
「歩いたっていいんだ、ゴールすればええ!」
そう応援してくれた、また涙がでた
そこで、前から「コージ」が見えた
同じように、首を切る仕草をした
コージは「ゴールで待ってる!」
そう言った
僕は「本当にヤバい、普段の感じじゃない」そう答えた
彼は「俺もヤバいんだっ!」そう怒鳴った
ふと思った
僕だけがきついわけじゃない、皆きついんだ
そう思うと勇気が湧いた
仲間が有り難くて仕方がない、泣いた
21km、ラン折り返し地点まできた
手元の時計でキロ9分で走れば、完走はできる
さっきのような、道端に倒れるような事がなければ
完走は見える
折り返しのエイドで熱いお茶が振るまわれていた
梅オニギリを頂き、お茶を頂いた
オニギリはゆっくり1つ食べた
不思議に力が出た、体調が戻った感じがした
足が動いた、走り始めた
キロ6分半で走れる
走れる、走れる、走れる!
身体に力が漲ってきた
勇気が戻ってきた
どうしたんだ・・・急に走れるようになった
オニギリの力だ
日本人で良かったと思った瞬間だった
そこから、ペースを上げ走れるようになった
次のエイドでも、その次のエイドでも
少しのオニギリと熱いお茶を飲む
エイドの間隔が2km、おにぎりで2kmを走れる
最高のエネルギー源だ!
30km地点
あと、12km、ゴールまですぐだ
イケル!そう思った
31km地点 エイドステーション
オニギリを探した
無かった・・・
売り切れだった
熱いお茶も無かった
呆然となった、目の前が真っ暗になった
僕のエネルギー源が絶たれた
33km地点 次のエイド、やはりオニギリはもう無い
泣いた、歩いた
自分の気持ちが弱過ぎる・・
自分が情けない・・・また泣いた
それでも、かなり追い上げている
もう完走は見えている
ゆっくりだが、走り出す
あと、6km あと、5km あと4km
少しずつゴールが近づく
4km地点、また、足が止まった
もう仲間もいない、オニギリもない
疲労困憊
体力と気力のない自分だけがそこにいる
今出来ることは、何か考えた
人に感謝することだけだ
不思議とそう思った
ここに自分がいられる事の感謝
家族、社員、友人への感謝
町の人、この国への感謝
ここでボランティアをしてくれる皆さんへの感謝
そうだ「ありがとう」を1,000回言おう
そう心に決めて、ゆっくり走った
1,000回言ったら、ゴールに辿り着くだろうって
浅はかな考えで
沿道の人に蚊の鳴くような声で「ありがとう」
そう言って走った
不思議と力が湧いた
最後の力が振り絞れた
あと2km、1kmまでやってきた
スタジアムの光が見えてきた
時間は夜の8時過ぎ、あたりは真っ暗だ
朝の7時にスタート、既に13時間以上経ってる
一睡もせず、薬で意識朦朧の自分がよくぞここまで来た
自分を褒めてやった
ゲートをくぐり、運動場内に入る
照明が焚かれ、周囲は明るい
もの凄い数の応援の人達がトラックの回りにいる
最後の力を振り絞り、トラックをダッシュする
猛ダッシュだ!
めちゃくちゃ気持ちいい!最高だ!
ゴォーーーーーーーーーーールゥーー!
テープを切った
終わった、終わってしまった
あんなに早く終わって欲しかったのに
芝生に横になり、仲間と合流
いつも最高の瞬間だ
トライアスロンは99.9%辛くて
この一瞬の0.1%が最高だ!
この為にやっていると言っても過言ではない
今年の宮古島は1,700人のエントリーがあり
完走された方は1,277人
若い20歳代の人は少ない
多くは熟年世代だ
自分よりも年長者の方々が自分よりも早いタイムで完走してる
素晴らしいことだ
こうして、僕のロングトライアスロン1回目の挑戦は終わった
前日の苦しくて眠れない夜
スタート前の目眩、吐き気、眠気
スイム前、睡眠薬併用による死への恐怖
バイク中の居眠りの怖さ
地獄のラン
今、振り返っても苦しい出来事ばかりだった
ただ、このブログを備忘録として書いている中で
また、やりたくなってきている
来年、リベンジする、必ず
この仲間がいる限り























