明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
さて、年初めは先月読んだ本のまとめです。
本の記事を書くのは一昨年の4月以来なんですね。
記事にはしてませんでしたが、読書は続けています。
大体月に5〜6冊のペースです。
先月読んだ本の中で一番印象に残ったのは多島斗志之の「症例A」です。
精神病棟に新たに着任した榊先生が亜佐美と言う少女の担当医になるところから物語が始まります。
解離性同一性障害(いわゆる多重人格)が主題です。
榊先生の
「〈治す〉とはどう言うことなのか?」
「ゴールは必要なのか?」
と言う葛藤は、そのまま精神疾患を抱える患者さん達の葛藤そのものだと思いました。
その他先月読んだ本は以下の通りです。
作文が苦手なので、感想をちょこちょこ書くようにし始めました。
読んだだけだとすぐに内容が記憶から抜け落ちていくのに対して、感想を書いていると記憶に定着するようになりました。
12月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2821
ナイス数:137
ライオンのおやつの感想
読んでいて辛くなってしまい、途中で読むのをやめようかと思いました。 「日々を丁寧に過ごす」、「当たり前のことに感謝する」、「逆転ホームランじゃなくても良い」等々、精神科デイケアに通っていた頃に似たようなことを学んでいたのに、忘れかけていた事を思い出させてもらいました。 マドンナが最後に言っていた「ところで、例のあれは、どんな感じでしたか?」は私も気になるところで、日々を丁寧に暮らして行けば気持ち良いものなのかも知れないなと思いました。
読了日:12月29日 著者:小川 糸
症例A (角川文庫)の感想
統合失調症、境界性パーソナリティ障害、解離性同一性障害と精神疾患に纏わる話題。それぞれに微妙に症状が異なるけれど、緻密に説明がなされていて分かりやすかったです。 患者を〈治す〉とはどう言う事なのか?ゴールは必要なのか?と言う榊先生の悩みは、そのまま精神疾患を抱える患者さん達の悩みでもあると思います。 亜佐美の今後の治療、由起と榊先生の今後の関係が気になります。
読了日:12月25日 著者:多島 斗志之
終末のフール (集英社文庫)の感想
土屋さんの言う「死に物狂いで生きるのは、権利じゃなくて、義務だ」と言うのも土屋さんの立場なら理解できる。 けれど、個人的には早乙女さんの言う「どっちも正解」と言う考え方に共感を覚えました。必死に考えた上での決断なので、どちらかを否定するのは驕ってるなと私は感じます。新型コロナで思い詰めた上での選択をした人もいる世の中だからそう感じたのかも知れません。 それと苗場さんの「できることをやるしかないですから」、小松崎さんの「とりあえず、今日一日乗り切ってみよう、で、次の日になったら・・・」と言う言葉が良かった。
読了日:12月22日 著者:伊坂 幸太郎
殺人依存症 (幻冬舎文庫)の感想
きっと真千代はまた罪を犯すんだろうな。 その時浦杉はどうするんだろう? と言うか、続編はあるんだろうか? 胸糞悪い読後感を与えるために、敢えてこう言う終わらせ方なのかな? 色々と妄想の膨らむ作品でした。
読了日:12月16日 著者:櫛木 理宇
魔王 (講談社文庫)の感想
2年ほど前に読書を習慣にしようと思い立った頃に友人が貸してくれた小説の再読です。多分、伊坂幸太郎さんの作品はこれが最初だった気がします。 当時は「魔王」と言うタイトルと政治絡みの内容を難しく感じ、あまり楽しめなかった印象。読書に慣れていなかったんですね。 今回再読してみて思ったのは、伊坂作品を何作か読んでいる事もあるのでしょうが、いわゆる伏線が絡みあって行く楽しさがありました。そして他作品で登場している「千葉」や「田中」、「天々」が出てきて お!? と思ったりするのも面白かったです。
読了日:12月12日 著者:伊坂 幸太郎
笑え、シャイロック (角川文庫)
読了日:12月09日 著者:中山 七里
おもかげ (講談社文庫)の感想
謎の女性が3人出てきますが、その正体が分かったとき感動しました。 なんとかして導き出したのは、悲しい別れだけれど最善の選択。 とても感動しました。 再読して、もっと深く味わいたいです。
読了日:12月04日 著者:浅田 次郎
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