今年から子どもが花粉症になった


2月下旬頃から、くしゃみをし出し、目は赤くなり

夜は鼻が詰まって口呼吸になるから喉が渇くと言ってガブガブ麦茶を飲んでいた


病院で見てもらって薬をもらおうと説得しても

部活があるからとか習い事があるからとか、

アロマオイルでなんとかなってるとか

市販薬を飲むからいいとか

いろんな理由で病院に行かないと言う


ある日とても辛そうで、市販薬を試したところ

眠くなる成分が入っていて昼間に眠くて仕方なかったらしく、やっと受診する気になった


数年ぶりに行く耳鼻科

子どもは1歳になりたての頃から滲出性中耳炎によく罹り、1歳から年長さん位まで一ヶ月と開けずに耳鼻科に通っていた


小学校に上がり、ティーツリーのアロマオイルを家でよく使うようになってからいつの間にか中耳炎に罹らなくなり耳鼻科からも遠のいていた


その耳鼻科に診てもらってきた


子どもよりも、私の方が懐かしくて懐かしくて…

あの頃は頑張ったてたなぁと

いろんな事が心に浮かんできた


ベビーカーを押して市バスと地下鉄で通う日々、

1歳で薬を飲み続けたことへの不安、

急性中耳炎になって発熱し職場を休んで受診したこと

何度かした鼓膜切開にその度に悩んだこと


待合の熱帯魚や、揃えられた絵本、壁に飾られた絵を眺めて…タイムスリップしたように色んなことを思い出していた


そして、たこ焼き

診察が終わるとほぼ毎回たこ焼きを買って

帰宅して食べるのが楽しみだった


保育園の頃の子供の好きな食べ物

たこ焼き、餃子、寿司


保育園児の頃に

たこ焼き20個を3人で分けると一人何個食べられるでしょう?と聞くと

6個ずつで2個余るから自分が食べたい、と答えるという具合に素早く計算ができていた


たこ焼きを目の前にすると、あっという間に計算できるので

たこ焼き算と呼んでいた


バレンタインの頃には、たこ焼き屋のおばちゃんにチョコレートをプレゼントしてもらってた

子ども人生初の家族以外からもらうバレンタインチョコレート


そして、今回の花粉症での耳鼻科受診の後も

自然とたこ焼き屋さんに足が向かう


たこ焼き屋さんにはおじさんがいて、

外国人の若者がテキパキとたこ焼きを焼いていた

おばちゃんは昼間のお店番だったっけ


帰宅して、子どもと食べるたこ焼きの夕食

美味しかった