2人「どーもー!」

 

ボ「俺、コンビニで働いてみたいんだよ」

 

ツ「だったら、バイトか何かすればいいんじゃない?」

 

ボ「いやいや、俺もう居酒屋でバイトしてるからね」

 

ツ「週に何日やってるんだっけ?」

 

ボ「週3日」

 

ツ「まだ1週間の4日残ってるじゃん。できるでしょ?」

 

ボ「いや、忙しいからさ」

 

ツ「何がそんなに忙しいの?」

 

ボ「ネタ合わせしたり、ネタ書いたり」

 

ツ「ネタ合わせって週1しかやってないじゃん。それにネタ書いてるの俺だし」

 

ボ「そうだっけ?」

 

ツ「そうなんだよ。週1のネタ合わせ引いても後3日コンビニバイトできるじゃん」

 

ボ「わかったわかった。週3でコンビニ入れるから、練習させてよ」

 

ツ「お前がそういうなら信じるわ」

 

ボ「チョロ…、優しいな~、ありがとう!」

 

ツ「今なんか言いかけた?」

 

ボ「じゃあ、俺が店員やるから、お前は客よろしく」

 

ツ「俺が客ね。…ギュイーン!」

 

ボ「いらっしゃい、って、おーい!機械音!機械音おかしいでしょうが!」

 

ツ「お前ツッコミ下手だな」

 

ボ「ギュイーンって機械音に勢いありすぎでしょうが。もう1回」

 

ツ「はいはい。…ピューン!」

 

ボ「いらっしゃ、って、おーい!機械音!なんか飛んでった!」

 

ツ「さっきとツッコミそんなに変わってねぇじゃねぇか」

 

ボ「次で3回目だから、お願いしますよ!」

 

ツ「3回目はちゃんとね、…ミョーン」

 

ボ「へーい!ミョーン!機械音がミョーン!」

 

ツ「わかったわかった。もうボケないから。お前ツッコミ下手すぎるわ」

 

ボ「頼むよ。機械音気になるから」

 

ツ「こっちも気になってるのよ。その『機械音』って」

 

ボ「機械音気になってるのこっちだって」

 

ツ「そうじゃなくて、『機械音』じゃなくて『ドアの音』とかって言えよ、『機械音』ってあんまり言わんのよ」

 

ボ「俺のツッコミが機械音なのが気になる?」

 

ツ「お前が機械なのかよ。俺、今ロボと喋ってんのかよ」

 

ボ「ワレワレハ」

 

ツ「ロボにならなくていいんだよ。あとそれ宇宙人じゃねぇか」

 

ボ「ワレワレハ、AIダ」

 

ツ「AIだったのかよ。AIのほうが流暢だわ」

 

ボ「ウィーン、ガシャ。ウィーン、ガシャ」

 

ツ「機械音がロボ中のロボ」

 

ボ「機械音いうな、ロボの音いえ」

 

ツ「しまった。俺が機械音って言ってしまった」

 

ボ「やっぱコンビニはロボに任せておけばいいや」

 

ツ「急に社会派」

 

ボ「さっき思ったんだけど、お前のドアの音のボケ、面白くなかったよ」

 

ツ「俺もボケるのやめとくわ」

 

2人「ありがとうございました」