どーもー!

 

今回はお役立ち記事

「コミュニケーションのズレ」

の続きをやっていきたいと思います。

 

すべての毛穴を開いてインプット!(決めゼリフ)

 

誰かとコミュニケーションを取るときには

情報を「伝える側」と「受け取る側」が必ずいます。

 

日常会話の中では

この「伝える側」と「受け取る側」が常に変化しながら会話が進んでいくこともあります。

 

さて、ここで「コミュニケーションのズレ」が発生する原因は

「伝える側」と「受け取る側」どちらに原因があるでしょうか?

 

答えは「両方」です。

 

え?ズルいですか?

2択だったら答えはどちらか一方だと思うだろ?

 

はい。すでにコミュニケーションのズレが発生しましたね。

 

そしてこのコミュニケーションのズレは

私にも、ズルいと思った方にも原因があります。

 

私は、

「2択の質問はどちらか一方が答えになるのが一般的」

という基本を無視しました。

 

答えをズルいと感じた方は、

「2択の質問で両方ハズレのことも両方当たりのこともあり得る」

という可能性を無視していました。

 

両者の間で

「2択の質問の答え」

に対する認識のズレがありました。

 

つまり、コミュニケーションのズレの原因は

「伝える側」と「受け取る側」

両方にあると考えられます。

 

 

ではまず、「伝える側」の話をしていきましょう。

 

「伝える側」がコミュニケーションのズレを作ってしまう原因は、

そもそも話なんてまとも伝わらない。

という意識がないことです。

 

自分の話って、

意外と簡単には伝わらないものなんです。

 

ですから、伝えただけで満足してしまうと伝えたかったことが相手に正しく伝わっていない可能性があります。

 

「伝える」と「伝わる」は違うんです。

「伝わる」を意識せずに「伝える」だけだと

相手にとって、わかりにくい伝え方をしてしまいます。

 

このわかりにくい伝え方をしてしまう原因は以下のようなものがあります。 


・一部分だけで判断して、全体を見ていない(部分と全体)

・具体的ではなく、抽象的な表現をしてしまう(抽象と具体)

・過去と未来を区別できていない(過去と未来)


などのような対立になる部分を意識できてないことです。

 

まず、「部分と全体」について。

例えばこういう場合があります。

 

相手の職業がプログラマーと聞いて、パソコンやスマホ、IT関連について詳しい。という勘違い。

 

これ、僕のことです。

 

僕の現在の職業はプログラマーなんですが、自己紹介するときに現在の職業はプログラマーだというと

 

「パソコンを直してほしい」

「スマホアプリ作れるの?」

「Wi-Fiが繋がらないけどどうすればいい?」

とか聞かれるんですけど、

ごめんなさい。わかりません。

 

ひどいときなんて

「電子レンジ直して」

とか言われたりして、

いやいや、無理ですよ。

逆にもっと壊す自信ならあります。

っていう風になってしまいます。

 

ぶっちゃけ、

プログラマーは仕事でやってるだけで

別にパソコンとかITとか興味ないので

仕事でやること以外に関しては全くの無知なので。

 

他にも

「子供の頃、お笑い芸人になりたかった。」

なんて言うと

「ギャグやってよ」とか「すべらない話してよ」

とか言われますけど、

別に実際に芸人になったわけじゃないし

芸人になったとしてもギャグやるタイプじゃないし

 

すべらない話に関しては

話し始めても途中で話の腰折られるから

普段話す気ないので

急に振られても出てきませんて。

 

とまぁ、愚痴を挟むのもほどほどにして

次に「抽象と具体」ですね。

 

これは例えば、誰かと料理の新メニューを考えてるときに

「もう少し酸味がほしいなぁ」

と言われて、お酢を足したら

「違うよ!柑橘系だよ!」

と怒られ、レモンを足してみたら

「違う!レモンじゃなくて、ゆずだよ!」

って言われて、

じゃあ、最初からゆずって言えや。みたいなやつです。

 

僕が趣味でやってる演劇の世界はこういうのよくありますね。

「もっと楽しそうにして!」

「もっと相手に向かってセリフを言って!」

とかいろいろありますけど、

まぁこれは他の言葉で表現しようがなかったりするし、

案外こんな指示でもなんとなく出来ちゃったりするので

例外な感じはしますね。

 

 

最後に「過去と未来」

これはもう時系列がごっちゃになってるパターンですね。

 

例えば映画「新解釈三国志」で「時代考証を考えると美人」みたいなシーンありましね。

時代や地域が変わると美人のイメージも変わりますね。


同じ時代、同じ地域、同じ年齢でも人それぞれ好みが違うので、人によって美人のイメージも変わってくるんじゃないでしょうか?

 

ドラえもんのモノマネっていうと

大山のぶ代さんのモノマネする人が多いのは

気のせいでしょうか?

 

そんなこんなで

「伝える側」と「受け取る側」の軸のようなものがズレるとコミュニケーションのズレが発生します。

 

では、これに対して「受け取る側」はどうすればいいでしょう?

 

「受け取る側」は「質問」をすればいいです。

 

わからないことをわからないまま進めないってことですね。

例えば、頼み事をされるときに

抽象的な表現で依頼されることがあると思います。

 

「その椅子とテーブル移動させておいて」

と頼まれたとします。

この言い方ではどこに移動させればいいかわかりません。

 

それにもし椅子とテーブルが複数あった場合は

どの椅子とテーブルを移動すればいいかわかりません。

 

椅子とテーブルが床に固定されてるタイプだったら

「ギャグですか?」とか

「床ごとバキっていっちゃっていいですか?」

という質問が出てくるでしょう。

 

こんな風に

相手の話がわからないときは質問することで

コミュニケーションのズレを少なくすることができます。

 

この話にはまだ続きがあるので

また次回。