私は、自分がどんな人間であるかわからない。
私の属性についてなら、語ることができる。
私は、東京で働く社会人だ。
規模で言えば大企業にあたる、歴史ある組織の一員である。
そんな中で社内SE、いわゆる「ITの何でも屋さん」をしている。
人は無数の顔を持つ。誰もがその時その場で適切な仮面を使い分ける。
私自身も相当昔から、無数の仮面を使い分けてきた。
その結果、少しを得て、多くを失い、自分自身すら見失っている。
こうして記録を残すことで、発見があるかもしれない。
ひょっとしたら誰かの役に立つこともあるかもしれない。
少なくとも、自分がここにいた爪痕は残せるだろう。
そう考え、筆をとることとした。
