わたしって一体誰なんだろう
自分のことは
自分が一番わかっているつもりだった
誰にも、本当の私のことはわからない
私にもわからないのだから
それでもいいと思っていても
どんなに仲良くしている友達でも
私のことをあれこれレッテルを貼って
私はそんなに、強くないどころか
弱虫なのを隠して生きてきたのに
どうして
こんなに辛くなるようなことを言われるのか
わからない
どうしてわたしのことを
そんなに型に嵌めたがるのか？
誰もわかっていないこと
全ては演技なのに
全ては運命なのに
誰もが神の物語の中にいて
誰が書いたシナリオなのかも知らずに
借り物のカラダに染みついた心が
ロボットみたいな自分でない自分がいるのに
それでも自分の力で生きているの？
その言葉は自分で作ったものなの？
その考えは、本当に、自分で考えたことなの?
答えはNo？それともYes？
誰もが本当のことを信じたくなくて
作られたシナリオを信じて演じているだけ
言わされてるだけ
生かさせれるだけ
本当の自由は、他人のシナリオのドラマの主人公を演じるのをやめて
本当の自分を見つけるしかない
それは、とっても辛いこと
本当の自分になるための自由を手にすることは
押しつぶされそうな、
とてつもなく大きくて
とても闘えないよつな強い悪魔と縁を切ること
そして手に入れることのできる自由は
とても耐えられないような不安を受けれること
人間に本当の自由はあるのか？
本当のわたしは誰なのか?
わたしは私でないワタシのために
私がワタシの仕掛けた罠にハマるように
わたしは、ワタシのために、私の作り出した
幻想と別れを告げ
わたしは、わたし。
わたしはあなたのために生きているのではないから
私やワタシが悲しもうが、恨みを買おうが、
決して騙されないわたしのために。
わたしは、わたし。
誰のものでもない。
わたしは、誰でもないわたしでしかない。