まずは、
不安な気持ちに焦点を当てない❣️
これは、暗黙知の働きと脳の進化のプロセスに沿ってます。
自転車に乗り始めた頃を思い出して下さい。
何を思って乗れるようになりましたか?
そう、無意識にカラダを使ってみんなと同じように乗れるようになりたい、自転車に乗って走りたい❣️
意識はスイスイ漕いで前に向かって走ることに集中していたはずです。
怖いとか、不安な気持ちに焦点を当てていたら、漕ぎ出せません。
転んで、怪我しても、上手くなれるようになりたいという想いから動き出したはずです。
不安に焦点を当てると、動けなくなります。
フリーズです。
魚の脳が優位になります。
不安な気持ちとは闘わなくてなりません。
不安な気持ちを振り払って、勇気を出して
漕ぎ出します。
上手くなれた時は嬉しくて、気持ちよくて、ずっと乗っていたくなります。
あの気持ちよさがフロー状態です。
うまく乗れるようになって、自由自在に乗り回して、無我夢中になって走り回る快感、難しい道や、危ないとこでもすんなりと走って、日が暮れるまで、時間を忘れるくらいに夢中になってる時がゾーン状態です。
お腹が空いてなにか食べたくて仕方ない食欲旺盛な状態。
眠くてたまらなくなって、起きていられないくらい睡魔が襲ってくる状態、
それと同じくらい、今すぐやりたくて仕方ないことがある状態。
快感や喜びを求める生理的な欲求は、
脳が快感物質のドーパミンやβエンドルフィンなどの報酬系の神経伝達物質が欲しくてたまらない状態。
これらは、どれも生理的な欲求が、いろんな欲望の姿になって、人間を襲ってくる姿です。
生理的欲求と命の安全、こころの安心、社会的な承認欲求などを分けて考えたマズローの欲求の五段階仮説も、脳科学的、大脳生理学的には根っこは同じです。
あえてその違いを言うならば、
ドーパミン系、オキシトシン系、セロトニン系、βエンドルフィン系、テストステロン系、メラトニン系、ノルアドレナリン系などのどれを活性化させるプロセスに意識が向かうかの違いだけです。
そして、もっと重要なのは、必ずしも100%自由意志による選択ではない無意識、潜在意識も働くことです。
これは、内臓を自由に止めたり、動かしたりできない自律神経系の関与する働き、暗黙知と同じです。
自転車の乗り方を知っていても言葉ですべてを語れないのと同じです。
タバコのニコチン依存でタバコがやめられないのも無意識に吸いたくなるのも同じです。
何かを始める自由にも、止める自由にも限界があります。
不安に焦点を当てると、そこから逃げたくなる願望や、寝たふり、死んだふりのフリーズに陥ることになります。
不安に焦点を当てていると、
本当はどうしたいのか?
それを見失ったり、自分の求める世界、自分の求めている未来の姿、展望的未来の記憶の喪失、認知症のように脳が萎縮して機能しなくなる記憶の失敗に陥ることになりかねません。
医療や看護、介護、教育、育児の世界や、日々の暮らしの中での家事や外での労働で大切な
こころの平和をもたらすもの、本当に自分が望んでいるありたい姿は?
意識の上の自己実現は目指すべき自己超越の魂によるディープエッセンスの先にあるスーパーナチュラルな次元の世界からのメッセージによる導きによって祝福されます。
自分の置かれている状況の中での素直な幸福の追求、展望的未来の自分を思い描いた記憶、そこへと向かうときの不安な気持ちは障壁を教えてくれます。
無意識が本当に向かいたい方向へ進む時に立ちはだかる壁、それは過去の失敗の記憶、トラウマであったり、未来の失敗、未来の辛い思いが目の前に現れています。
暗黙知は、失敗によってそこへと向かう道の障壁、失敗の原因を知ります。
そのとき、自分で、今の自分に向き合い、自分の過去や自分の将来に対する障壁を避けて進むきっかけになります。
愛と美に満ち、溢れるような喜びを求めるにも、自分で自分を健全な姿へと導く知恵や勇気が不可欠で、一番大切なことは明るい展望の未来を夢見た記憶です。
不安な気持ちは、ありたい未来の記憶から
暗黙知的に結果として知る失敗の意味です。
まずは、
不安な気持ちに焦点を当てない❣️
マイケル・ポランニーが解いた暗黙知の正しい意味は下の図の通りです。
それは、一橋大教授の使ったビジネス用語としての使い方が原因です。
全く意味の違う暗黙知が日本に溢れてしまいました。
ウィキペディアもずっと間違っていました。
原書を読めばわかります。