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30ホッブスリヴァイアサン初版初刷1651年HobbesThomas15881679Leviathanorthematterformepowerofacommonwealthecclesiasticallandcivillホッブスは、市民革命期イギリスの代表的政治思想家。
オックスフォード大学を卒業後、貴族の家庭教師や、フランスに亡命中のチャールズ皇太子の数学教師をつとめたりしながら、著作活動に専念した。
原題はリヴァイアサン、すなわち教会的および市民的国家であり、亡命中にフランスで執筆され、革命政権下のイギリスで出版された。
彼は、王権を垂よってではなく、喧ニいう合理的な観念によって基礎づけた。
本書は、近代民主主義思想の基本的枠組みである社会喧烽奄て構築した書。
以上再掲ホッブズリヴァイアサン岩波文庫1651トーマスホッブズThomasHobbes15881679英国国教会の田舎牧師の二男。
オックスフォード大学卒業、フランシスベーコンの秘書を務める。
三回におよぶ大陸旅行で、デカルトやガリレオらと交流した。
コモンウェルスラテン語のキウィタス都市に当たる。
ローマの都市国家に代表される政治社会。
リヴァイアサン人工生命の技術知によって創造された、人工的人間としてのコモンウェルスないし国家。
ホッブズはコモンウェルスを、一方では人体との対比によって、他方では機械との対比によって捉えた。
聖書ヨブ記によれば、地上にはかれリヴァイアサンとならぶものはなく、かれはおそれをもたないように作られている。
かれはすべての高いものごとを軽蔑し、あらゆる高慢の子たちの王であるとされる。
聖書におけるリヴァイアサンは、人間の力をこえた、きわめてつよい動物であるが、垂フ力はこの動物をもたおすのだとされ、垂フ偉大さを示す例とされる。
本書リヴァイアサンは、この人工人間のテイルズ 同人誌本性を探究する。
民主主義は垂フ力を前提にしているのだろうか。
リヴァイアサンの素材と制作者がいずれも人間であるとして、どのようにして、どういう諸信約によって、それらは作られるか、主権者の諸権利および正当な権力あるいは権威とは何か。
そして何がそれを維持し、解体するのか、ということが探究されている。
第一部人間について第一巻第13章人類の至福と悲惨に関するかれらの自然状態について人々は生まれながら平等である自然は人々を、心身の諸能力において平等に作ったのであり、その程度は、ある人が他の人よりも肉体においてあきらかに強いとか、精垂フ動きがはやいとかいうことが、ときとぎきみられるとしても、すべてをいっしょにして考えれば、人と人とのちがいは、あるひとがそのちがいに基づいて、他人がかれと同様には主張してはならないような便益を、主張できるほど顕著なものではない、というほどなのである。
すなわち、肉体の強さについていえば、もっとも弱いものでも、ひそかなたくらみにより、あるいはかれ自身とおなじ危険にさらされている他の人々との共謀によって、もっとも強いものを殺すだけの強さをもつのである。
そして精垂フ諸能力についていえば、語にもとづく諸学芸、とくに科学とよばれる普遍無謬の諸法則パライムチェンジはどうしてあるのか。
にもとづいてことを処理する技量をのぞいてのことであり、その技量は、われわれとともにうまれる生得の能力でもなく、慎慮のようになにか他のものをわれわれが追求しているあいだに取得されるものでもないから、きわめてわずかの人が、わずかなものごとについて、有するにすぎない、私はむしろ、つよさについてよりもさらに大きな平等性が、人々のあいだにあるのを、見いだすのである。
というのは、慎慮は経験にほかならず、それは、ひとしい時間がすべての人に、ひとしく専念するものごとについて、ひとしく与えるものだからである。
おそらく、そのような平等性を信じがたくするかもしれないのは、人が自分の賢明さについて有するうぬぼれにすぎないのであって、ほとんどすべての人は、自分が大衆よりも大きな程度の賢明さをもつと、思っているのである。
207208平等から不信が生じる能力のこの平等から、われわれの目的を達成することについての、希望の平等が生じる。
したがって、もしだれかふたりが同一のものごとを意欲し、それにもかかわらず、ふたりがともにそれを享受することができないとすると、かれらはたがいに敵となる。
そして、かれらの目的それは主としてかれら自身の保存conservationであり、ときにはかれらの歓楽delectationだけであるへの途上において、たがいに相手をほろぼすか屈服させるかしようと努力する。
208不信から戦争が生じるこの相互不信から自己を安全にしておくには、だれにとっても、先手を打つことほど妥当な方法はない。
それは、自分をおびやかすほどの大きな力を、ほかにみないように、強力または奸計わるだくみによって、できるかぎりのすべての人の人格を、できるだけながく支配することである。
人々は征服によって力を増大させなければ、守勢にたつだけでは、ながく生存することができないであろう。
その帰結として、人々に対する支配のこのような増大は、人の保存のために必要なのだから、かれに対して許容されるべきなのである。
209われわれは、人間の本性のなかに、三つの主要な、あらそいの原因を見出す。
第一は競争、第二は不信、第三は誇りgloryである。
第一は、人々に、利息をもとめて侵入をおこなわせ、第二は安全を求めて、第三は評判を求めて、そうさせる。
210略ー以上転載