只今、税務署通りを歩いていて、
ふと…思い出しましたが。
先日、仕事を終え帰宅途中…
TAXIを拾おうと税務署通りまで出て
歩いていると…
道のド真ん中に鞄の中身をブチ撒けて
グッタリ倒れている女性が…
素通りしようと思いましたが、
事故や病気だったら大変なんで、
安否を聞いてみることに。
僕『大丈夫ですか?』
♀『大丈夫れす~』
…ただの酔っ払い。。。
心配したのが馬鹿でした。
でも声をかけてしまってたので、
僕『こんなド真ん中で寝てたら危ないよ。寝るなら道の端で寝なよ。』
♀『ふぁ~ぃ。でも携帯が無いんです。』
どぅでもぃぃ。
変なのに関わってしまいました…
通り行く人たちも
不思議そうに僕を見ます。
僕は通りすがりの人です!!!!
…って訴えたいんだけど。
んでもってチャリンコに乗ったオバチャンが、
『お兄ちゃん、彼女どうしたの?』
僕『ぃゃ…僕もただの通りすがりで…』
『あ、そぅ…でも放っておくワケにもいかないしねぇ…』
チリン、チリ~ン

自分は放っておくんですね。
…ぃゃ、ボクも放っておこぅと思ってましたが。
♀『携帯が無いんですょ。。。』
だから、どぅでもぃぃょ。
僕『じゃぁ、鳴らすから、番号は?』
♀『自分の番号知らないです。。。』
それぐらい覚えておきなさい。
僕『なら、どうしようもないね。とりあえず家帰ったら?』
♀『きっとカラ館に忘れてます…』
僕『じゃぁTAXI拾ってカラ館まで行ったら?』
♀『わかりました。そうします…』
最初からそぅしたらぃぃのに。
僕『じゃぁ、ボクは行きますんで。』
♀『あの、すいません…TAXI停めてもらえませんか?』
どこまでも図々しいですね。
僕『はぁ…わかりました…』
キィーっ

僕『はい。TAXIきましたよ。』
♀『ありがとうございます。』
僕『じゃ、僕もぅ行きますんで。』
♀『ありがとうございます。』
ようやく解放されました。
心配したのが馬鹿でした。
ここは東京でした。
こんなコトは当たり前でした。
運転手『チョット、お兄さん困りますよ。』
…へっ?
僕『何が?』
運『このお姉さん、行き先もちゃんと言えませんよ。』
僕『はぁ…』
運『どこまで行くんですか?』
僕『ぃゃ…』
運『しかも、泥酔者を一人では乗せれませんよ。』
僕『でも、僕も通りすがりなんです…』
運『でも、お兄さんが停めたでしょ。』
僕『この人がTAXI捕まえてって言うから。』
運『いゃぁ~でも困っちゃうなぁ。』
とことん面倒くさいですね。
僕『チョット!!ねぇ!!何処のカラ館?』
♀『区役所通り…』
…そんなトコにあったかな?
僕『区役所通りにカラ館ないでしょ。』
♀『区役所通りのカラ館…』
僕『だから!そこには無いでしょ!』
♀『クヤクショ…』
運『お兄さんも乗っちゃって下さいよ。』
…はぁ?
何言ってんの?この運転手。
運『このままじゃ埒が明かないですょ。』
知ってますけど…
ボクはただ、通りすがりの者で…
♀『すいません…』
なに謝っちゃってんの?
行くなんて言ってませんけど…
運『お願いしますよ~。』
♀『お願いします…』
おかしいでしょ…
僕『…はぁ~、わかりましたよ…』
運『行き先は?』
僕『とりあえず、じゃぁ区役所通りで。』
ー中略ー
結局、区役所通りの歌広場にありました。
帰りの車中で、
僕『お姉さん、何歳?』
♀『今年で30です…』
ボク、27です。
僕『ふぅ~ん。』
♀『…』
僕『…』
♀『…すいません。』
僕『もぅチョットしっかりしないとね。』
♀『はぃ。すいません。』
♀『私はこの辺で…』
キィーっ

♀『本当にありがとうございました。』
僕『ぃぇ、今度から気を付けてね。』
♀『これ、TAXI代です。』
1000円渡してきました。
この時点で、2000円超えてますょ。
僕『ぃゃ、大丈夫ですょ。』
♀『あ、そぅですか。』
引くの早いですね。
2ラリー半でしょ。普通。
♀『じゃあ、お礼に行くんでお店の名刺下さい。』
僕『あのぉ…僕ホストじゃないんで。』
♀『…!!すいません。』
出会う男の人はみんなホストなんですね。
僕『じゃ、気をつけて。』
♀『はい。ありがとうございました。』
バタン。
ブゥ~ン

運『ぃゃ~お兄さん優しいですねぇ~』
僕『はぁ。。』
運『普通だったら、あそこまでしませんよ。』
あなたが乗せたんでしょ。
運『運が悪かったら、お金とか盗られたり、ヤラシイことされちゃいますよね。』
僕『ですねぇ…』
運『いや~お兄さんホント優しいですよ。』
だから、あなたがさせたんですよ。
運『TAXI代って渡されても受け取らないし。』
僕『…』
運『お兄さんの家、逆方向だったんでしょ?』
僕『まぁ…はぃ。』
運『普段は1500円ぐらいで帰れるんでしょ?』
僕『まぁ…そうっすね。』
運『関心しちゃうなぁ。今の若い子っぽくないよね。』
僕『そぅっすか。ありがとうございます。』
運『私でも、TAXI代受け取っちゃうな。』
僕『そうですかぁ。』
運『見習わなくちゃなぁ。』
僕『そんな。とんでもないっすよ。』
運『不景気、不景気言ってるけど、お金だけじゃないよね。』
僕『そうっすねぇ。』
キィーっ

運『はい。着きましたよ。』
僕『ありがとうございます。』
運『はい。3680円』
僕『…』
※ノンフィクション
っていうお話。
飲みすぎにはご注意を。
ほな
