自己紹介はもう書いてますが、自分自身が忘れてしまわないように、記憶をたどりながらですが、直腸癌発覚から現在の治療をするに至った経緯などをふりかえりながら、さらに詳しく書いていこうと思います。


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直腸癌が発覚したのは忘れもしない2021年8月ですが、それより半年ほど前より異変がありました。ひどい便秘に肛門痛、市販の下剤もだんだん効かなくなり、痔ができてしまったのだと思い、インターネットで調べまくって人生で初めて肛門科のクリニックの門を叩きました、診断は便秘による切れ痔&イボ痔。便秘薬と痔の薬と整腸剤を処方され様子を見る事に。


3ヶ月ほど経ってもそれほど改善されず、肛門痛も悪化し、排便のたびに血しぶきが出るようになり、ようやく大腸内視鏡検査をしましょうか?という話に…この時点で5月だったと思います。しかし予約がいっぱいだから最短で8月と言われ予約しました。


もう、最初にこのクリニックを選択した事に後悔しかないです。正直この半年のロスタイムで癌が進行したと思いますね、早く違う病院へ行けば良かったのですが、仕事も忙しく、恥じらいもあり行動が遅れてしまいました。悔しい。


しかし、田舎ということもあり、大腸内視鏡検査をしている病院自体が少なく、どこも予約がいっぱいだったのかもしれませんが…救急でかかれば別でしょうがね…


そして、運命の8月、胃カメラ+大腸内視鏡検査を受け、直腸癌の宣告。手術ができる総合病院へ紹介の流れになるわけですが、痔のクリニックで癌が見つかったとき、「もっと早くカメラやれば良かったね〜」と言われた事は忘れられません。肛門が血しぶきあげてるのに3ヶ月後で大丈夫と言ったのはあなたですよ。胃カメラもして、ピロリ菌はいないから除菌の必要なしと言われたのですが、後に今のかかりつけの総合病院で検査したらピロリ陽性で100以上ですよ、ケモが終了したら除菌の予定です。思い出すとイライラします。ちなみに痔の方はたいした事ありませんでした!病院選び、ほんと、大事!悲しい


総合病院での初診で今の主治医と出会うのですが、ちょうど8月で子供の夏休み&私のリフレッシュ休暇中と言う事でできたら8月中に手術を終わらせたいと無理なお願いを聞いてくれて、初診から一週間後に手術、夏休み中に退院出来るように手配して下さいました。痔のクリニックでのロスタイムが少し短縮できた気がしました。すごく良い先生なんです。


手術は腹腔鏡手術で低位前方切除術と言うものでした。人工肛門の可能性もありましたが、距離が保てたためならずにすみました。


ただ私はでっかい子宮筋腫があるため非常に視野が悪く手術が大変だったみたいです。癌も腸壁を突き破り腹膜に癒着してたそうです悲しい


術後は順調でしたが、貧血が改善されず(子宮筋腫の影響もあり)毎日輸血でした。
傷の痛み、絶食、メンタル、思い起こせばかなりキツかったです。


その後、病理の結果、リンパに転移はなくステージ2ではあるが、癒着していたため一緒に切除した腹膜に断端陽性(癌の取り残しがある)、静脈侵略がありハイリスクガーンのため抗がん剤と放射線治療を追加する事になりました。今思えばリンパに転移が無かった事が不思議ですが唯一の救いでした。術前の診断ではリンパも腫れているのが1つありステージ3aだったので。




次回、放射線治療へ続きます

 

 これで豆乳ヨーグルト作ってます