鎮座地:新潟県長岡市小島谷(旧和島村)
御祭神:武甕槌命、天神七代地神五代ノ神
参拝日:平成28年7月10日、令和3年4月27日
小島谷地区の産土神(小島谷村⇒島田村⇒和島村⇒長岡市)。明治16年(1883年)の神社明細帳では「鹿嶌神社」、新潟県神社庁のHPでは「鹿島神社」、現地の社号標や鳥居の額では「鹿嶋神社」と記されている。
明治41年(1908年)、同村内の十二神社(天神七代地神五代ノ神)を合併した。
神社明細帳では創建年月不詳とあるが、和島観光協会のHPによれば、久須美六郎左衛門祐邦が再造営し、その久須美東馬が大正8年(1919年)に神殿を改築とあり、(久須美家につていはこちらを参照)。久須美家18代、六郎左衛門祐邦は8代将軍吉宗(在職:1716~1745年)の時代に江戸で士官の道を拓いた人なので、それ以前の創建ということになる。
当社は県道に面して鎮座しているが、ちょうどカーブなので、うっかりすると通り過ぎてしまうが、鳥居脇には駐車スペースもあり、境内もきれいに整備されている。地域外の人も足を運ぶ湧き水の地でもあり、手水舎では冷たく清らかな水が流れており、初参拝の時は水を汲んでいる方がいらっしゃった。
一の鳥居・社号標
鳥居の貫が突き抜けていたので、鹿島鳥居かなと思ったが額束があったので宗忠鳥居かと思ったが、笠木の両端に襷墨が無い。神明系の鳥居だが何という名称だろうか。
二の鳥居(一の鳥居と同じ様式)
三の鳥居(明神系の両部鳥居)
手水舎(湧水か?)
拝殿
向拝には繊細な彫刻が施されている
本殿
拝殿後方にかなり離れて建っている