鎮座地:新潟市西蒲区石瀬(旧岩室村)
御祭神:健御名方命、天照大神、豊受大神、倉稲魂命
参拝日:2020年6月21日、8月23日、8月29日
霊峰弥彦山山頂(634m)と峰続きの多宝山(633.8m)の登山ルートの一つ石瀬-石瀬峠間(林道石瀬神社ルート)に鎮座する。
創建年月不詳であるが、現在地にはもともと石瀬の産土神である諏訪神社が鎮座しており、明治40年(1907年)、神明社(天照大神、豊受大神)、稲荷社(倉稲魂命)2社を合併し、翌明治41年(1908年)、石瀬神社と改称した。
鳥居脇の案内板によれば、中世期の多宝山山腹には、薬師堂、龍池寺の山岳信仰寺院が建立され「石瀬之霊場」として信仰され、石瀬神社の境内地は、これら寺院を参拝する登山道となっていたと考えられる。本殿裏の大きな岩は、かつての天台修験の「磐座(いわくら)」で神が宿り、神の依代として鎮座していたという。
境内には杉や樅の巨木が聳え、神々しい空気に包まれた中に社殿がひっそりと佇んでいます。2020年これまで新たに参拝した新潟県内の神社の中で個人的に最もお気に入りの神社です。ちなみに御朱印は授与していないとのことでしたが、神聖な空気に包まれたくて2ヶ月半の間に3度参拝しました(2回目は家族を連れて)。自宅から車で約15分と近いのでこれからも度々参拝すると思います。彌彦神社や岩室温泉に行った際に一緒にいかがでしょうか。お薦めです。(今回は写真多めです)。
参道入り口
鳥居
参道を進むと朱色の橋を渡ります
橋を渡ると杉の巨木の間を進みます(画像は振り返って朱色の橋を見たところ)
木々からの木漏れ日が心地良いです
石の橋を渡ると樅の巨木(新潟市指定天然記念物)
奥の杉の木も大きいが樅の木は更に一回り大きい
参道を進むと2本に分かれた杉の巨木
手水舎には天然の水が引かれている
社殿と樅の木
社殿の奥は磐座とされる大きな岩
かつて諏訪神社であったことが伺える額
最後に素敵な動画を見つけたので、共有しておきます。