鎮座地:新潟県小千谷市本町

御祭神:事代主命

旧社格:郷社

 

 旭橋のたもとの信濃川左岸の高台に鎮座する。新潟県神社庁HPでは「ふたはらじんじゃ」、小千谷観光協会HPでは「にっこうじんじゃ/ふたらじんじゃ」、にいがた観光ナビHPでは「にこうじんじゃ」と記載されている。

 創立年月不詳。文明5年(1473年)に魚沼神社十八末社の一つに数えられていることから、創立はそれ以前となる。小千谷町が発展するにつれ、本社からの分離独立の機運が高まり、安政2年(1855年)に町の氏神となる。町民の長い間の願いが叶ったことを祝って行われるようになった例大祭(毎年7月第3月曜日を最終日とする3日間)は現在小千谷に夏を告げる『にっこう様の祭り』として市民に親しまれており、。山の神(天狗)を中心に、牡獅子・牝獅子・子獅子の3頭と子供たちが舞う「豊年獅子舞」と、爺と巫子の人形が屋台で演じる「巫子爺」が演じられます。「巫女爺」は県指定無形民俗文化財に、「豊年獅子舞」は市指定民俗文化財に指定されている。
 明治6年に村社、昭和3年に郷社となった。明治以前は日光大権現と称され、明治6年に二荒神社と改称した。
 裏参道(西側)の鳥居は中越地震(2004年)で倒壊し、二の鳥居とともに石製で再建された。
 拝殿内の奉納された絵馬はすばらしいものばかりで、二荒神社に対する崇敬の篤さを感じました。