鎮座地:新潟県村上市山辺里

御祭神:天鳥船命、建御名方命、天揖取命、表筒男命、中筒男命、

     底筒男命、海童神、猿田彦命、少彦名命

旧社格:村社

 

 神社明細帳(明治16年)によれば、正徳5年(1715年)創建。旧岩船郡山辺里村(昭和29年に村上市となる)の産土神。
  境内に由緒の書かれた看板があったので写真を撮ったのですが、見当たりません。境内には多くの境内社もありました。永承6年(1051年)以前の創建と記載されたブログもあったので、再度参拝したいと思います。

【2018年4月28日 初稿】

 

  令和元年9月、2年振りに参拝し御朱印を戴きました。御朱印が前回と変わっていました。前回写真を紛失した境内の御由緒によれば、後冷泉天皇の御代、永承6年(1051年)、八幡太郎義家奥州征途の際、鎮守神に祈念したことら、それ以前の鎮座と伝えられます。山辺里の地名がない頃、八日市、上村、嶽の鼻の三集落に、それぞれ諏訪神社、船玉神社、十二所神社があり、天正元年(1573年)にこの三集落が合併し、山辺里村が誕生。江戸時代になり、村上城主堀丹後守直竒が寛永10年(1633年)諏訪神社を造営した。また、船玉神社は、宮ノ下の河内神社と共に雲上佐市郎候にまつわるころで世に知られた。その後明治末期となり、村社船魂十二所神社に合祀社名変更し、現在に至る。
 境内には今も源義家が軍船(ふね)をつないだと云われる欅の古木があります。また、禍津日様、稲荷様、天神様、青麻様を祀る境内社がある。

【2019年11月1日追記】

 

 

 

 

拝殿と源義家が軍船(ふね)をつないだと云われる樹

 

 

境内社

 

【更新履歴】

2018年4月28日 初稿

2019年11月1日 記事、御朱印、画像追加