鎮座地:新潟県胎内市桃崎浜
御祭神:天鈿女命
式内社:荒川神社 磐船郡八座のうちの一座(論社)
創建年月不詳。荒川河口左岸に鎮座。若宮八幡宮と称されていたが、享保2年(1717年)に旧社号と思われる荒川神社に改称しており、嘉吉年間(1441-43)に小岩内の荒川神社(最も有力視される論社)を勧請したとの説もある。天保8年(1837年)の火災で焼失し、天保12年(1841年)と安政5年(1858年)に再建された。本殿と拝殿の屋根が特徴的な形をしている。
桃崎浜は荒川舟運と北前船の寄港地として繁栄した町で特に廻船問屋や漁業関係者から信仰され、航海の安全を祈願して奉納された模型和船や船絵馬は国指定重要民俗文化財となっており、隣接する桃崎浜文化財収蔵庫にて見学できる(予約制)。
令和2年6月、2年9ヶ月振りに参拝。
特徴的な拝殿の屋根。
本殿の屋根も特徴的な形状をしている。
向拝の彫刻は、とても繊細ですばらしい。
【更新履歴】
2018年2月11日 初稿
2020年6月28日 記事、写真追加