鎮座地:新潟県妙高市関山
御祭神:国常立尊 伊弉冊尊 素盞嗚尊
式内社:大神社 頸城郡十三座のうちの一座(論社)
旧社格:県社
妙高山は別名「須弥山」と呼ばれ古くから修験道の道場として繁栄してきた。山頂には奥院があり、関山神社は里宮として関山三社大権現と称されていた。関山権現と別途宝蔵院は、天正10年(1582年)、織田信長の軍勢による焼き討ちによって大きく衰退するが、江戸時代に入ると宝蔵院が再興し、関山権現の祭礼も復活した。7月に開かれる大祭では1300余年の伝統を誇る県の無形民俗文化財となった「仮山伏の棒使い」や「柱松の儀」、「松引き」、「奉納相撲」が氏子によって行われる。明治元年神仏分離により別当宝蔵院を廃し現社号に改称した。
現在の社殿は文政元年(1818年)に完成したもので、入母屋妻入の本殿・幣殿・拝殿が一体化した構造となり、各部に多くの彫刻が施されています。社殿最奥部に安置された宮殿は、一間社流造・こけら葺きで、社殿の再建に先立つ寛政2年(1750年)に建立されたもの、江戸後期に建立されたこれらの建物は平成30年3月、国の有形文化財に登録されました。
式内社大神社には論社が多く、当社である確証はない。
令和3年5月4日、再び参拝し御朱印を戴きました。
令和となり5年10ヶ月振りに参拝。御朱印を戴きました。
社号標
鳥居
御手洗池を渡る参道
拝殿
拝殿・幣殿・本殿一体構造の社殿(最奥部には宮殿)、手前のブルーシートは土俵
多くの彫刻が施された社殿
【更新履歴】
2018年1月27日 初稿
2020年9月21日 記事差替、御朱印、画像追加
2021年9月24日 御朱印追加