鎮座地:新潟県魚沼市小出島(旧小出町)
御祭神:建御名方命
式内社:伊米神社 魚沼郡五座のうちの一座(論社)
旧社格:村社
創立年月不詳であるが、古くから小出島、日渡新田の産土神、小出郷総鎮として親しまれてきた。伊米神社とも称したようであり、式内社伊米神社の論社となっているが、伊米神社には論社が多く当社である確証はない。また、かつては諏訪神社と称しており、隣接する地域は諏訪町という地名が残っている。
口碑によれば、寛治年間(1087年~1094年)、現在の社地に鎮座したが、人々の移転に伴い魚野川畔に遷座。その後洪水により社殿を流失し、仮殿を設け天保年間(1830年~1843年)に改造したが(天保年間に藪神惣鎮守諏訪神社(同じく伊米神社の論社である四日町諏訪神社)から勧請とする説あり、この際に諏訪神社と呼ばれるようになったのかもしれない)、明治元年(1868年)の兵火に罹り同所に仮殿を造営したが、水火の心配があり、明治11年(1878年)旧鎮座地である現在の社地に遷座。明治21年(1888年)社殿の大改造行い、大正8年(1919年)村社に昇格。大正13年(1924年)、社名を諏訪神社より清水川邊神社と改称した。
令和となり、2年8ヶ月振りに参拝。宮司さまより、周辺の神社など、いろいろなお話を聞かせて頂きました。ありがとうございました。
【更新履歴】
2018年1月21日 初稿
2020年3月19日 記事差替・御朱印、画像追加