The day that leaves
Amebaでブログを始めよう!

fallen angel

ある日 美しい天使が空から堕ちてきた


人々は口々に言った 「空から堕ちてきた天使なんだから【堕天使】に違いない」


そう言って 誰も近づかなかった 俺以外の人は誰も


俺は 堕ちてきた天使に会いたかった


こっそりと抜け出して 森の中へと足を踏み入れる


ソコに 【堕天使】は横たわっていた


溢れ出る血が地面に染み込む 俺は咄嗟に駆け寄って傷を塞ごうとした


「寄るな」


発せられた声は気高く 空想の動物―――ユニコーンを思い出させた


「お前・・・・人間、だな・・・・・・」


しかしその気高い声も弱々しい 俺がそうだと言うと 【天使】は目を閉じながら言った


「何故私の所へ来た・・。お前の親は私のところに来るなと言ったのではないか?」


その通りだ


「そうだけど、俺は会ってみたかったんだ、【天使】様に」


「・・・・・・くだらんな・・」


そう言うと 【天使】は静かに目を閉じた


「安心しろ・・・・眠るだけだ・・・・・」


しばらくして、【天使】は語り始めた。


「・・・・・・・・・・私は、天界での仕事を終えたのだ・・だから地上に堕ちて来た」


「私の命は終わるが、変わりに新しい命が生まれる。そうだな・・私が今居る場所は何年かすると、美しい花が咲いているだろう・・・・・・たくさんな・・・・・・」


吹いてくる風が【天使】様の命を奪っているようにも思えたのは俺だけだろうか?


そして 5年後。


ソコには、銀色の見た事もない華が咲き乱れていた






再生の瞬間 破壊の瞬間

凄い勢いで生命が甦り 凄い勢いで生命が滅する


一人甦れば 一人滅して 人は再生を繰り返す


そうやって見て見ると 僕の世界は 凄くちっぽけな世界に見えてきて


テストで一番だとか 受験勉強とか 人の為にやっていることが


凄く虚しくなった


皮肉なほどに空が蒼くて 風までも吹いてきて ソレがまるで


僕を慰めるかのようだった

冷たい月と夜の散歩へ

風が吹き付けると 樹がざわめく


そんな夜道を 月と友に歩く


月以外何も出てない夜に 風が強く吹いて隠れていた星達を見つけてくれた


「星が見えたな」って月を見上げると


キレイなキレイな朧月が 今度は何処にも居なくなってしまった


月と星がは 交わる事がないのだろうか?


その答えは 


わからない 

こんな綺麗な夜なのに、月だけというのは寂しいね。

闇が全てを多い尽くした時 俺は世界中 ただ一人


時が恐ろしく過ぎていく 救いを求める俺の声は掻き消され


いつかは響いて消えてゆく 


手を伸ばしたけれど


この手は 何も 掴めなかった


あるのはただ  虚空に広がる闇ばかり

風が舞い上がって、そして

風が吹き 砂が舞い 葉が落ちる


草が揺れ 水を乱し 空気が踊る


雲が散り 月が隠れ 闇が世界を追い隠す


ソコに待っているのは・・・・・・・・何だろうね?



月と空に

――願いよ この空と この大地に 雨となって降りそそげ


 さすれば 雨は 人々の願いとなって この大地を 人を 潤す


 植物は歓喜に奮い 華は咲き乱れ 空に手を伸ばすかの如く葉は開く


 雨は 傷ついた者を癒し 命から命へと流れ その輝きは決して消えない・・・・


もし消える日があるなら それは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・