
アニリン共鳴構造

オルトパラ配向生
電子受容性の置換基の場合、メタ配向性
電子供与性の置換基の場合、オルト・パラ配向性
例外としてハロゲンが置換基の場合、オルト・パラ配向性
置換基が電子受容性であると判断するポイントは
その置換基が相対的に電気陰性度が大きい原子の場合、置換基に電子が偏ります
また、隣接する炭素原子が正に帯電している場合はその炭素に電子が吸引されます
一方、置換基が電子供与性であると判断するポイントは
置換基が負に帯電しており、電子が置換基から移ってきそうな場合です
弱い不活性化置換基以上の活性化置換基は全てo,p-配向性
中程度に不活性化、強く不活性化する置換基はm-配向性。
原理的に覚えたいなら分子の共鳴理論を理解すれば暗記はかなり減る。わからないなら、活性化置換基のベンゼンと結合している原子に孤立電子対があると、o,p-配向性になる。