なぜか謝るのは面倒くさい。でも、後回しが信頼を削る
「あ、やってしまった」と思った瞬間に、私たちは小さな選択を迫られます。
“すぐ謝るか、少し様子を見るか”。
多くの人が、「ちょっと時間が経てば落ち着くだろう」「今は忙しいし後で」と考えてしまいがちです。
でも、その“後回し”こそが、信頼をじわじわと削る原因になります。
実際は、「すぐに一言謝る」だけで十分な場面がほとんど。
それでもなぜ私たちは謝るのをためらうのでしょうか?
謝罪を後回しにしたくなる心理
1. 自分の非を認めるのが怖い
謝るという行為には、「自分が間違っていた」と相手に伝える意味があります。
それを受け入れるのが苦手な人ほど、謝罪に抵抗を感じやすいものです。
2. 相手の反応が怖い
怒られるかもしれない、責められるかもしれないという恐れから、謝ること自体がストレスになることも。
3. 面倒くさい
シンプルに、「いま謝るのが気まずい」「時間を取られる」「その場をまとめるのがしんどい」といった感情。
この“面倒くささ”が、もっとも多くの人の足を止めます。
すぐに謝る人は「信頼の預金」を増やしている
ここで覚えておきたいのは、謝罪は信頼を取り戻す行為であると同時に、信頼を“増やす”行為でもあるということ。
- ミスをしてもすぐに謝る人
- 言葉の行き違いに気づいた瞬間に「ごめんね」と言える人
こうした人は、周囲から「誠実」「責任感がある」「逃げない人」と見られ、むしろ信頼が厚くなっていくのです。
「ちゃんと向き合ってくれる人」は、どんな職場・チームでも評価されます。
謝罪は、信頼回復どころか信頼獲得のチャンスなのです。
謝るタイミングは“早いほどラク”。時間が経つほど面倒になる
謝罪は、「速さがすべて」と言っても過言ではありません。
1日後より、3時間後。3時間後より、30分後。そして、できれば気づいたその瞬間に。
理由はシンプルです。
• 相手の怒りが爆発する前なら、冷静に話ができる
• 自分の言い訳を考える間もなく、素直に話せる
• 何より、早い謝罪は「誠意」として伝わる
逆に、時間が経てば経つほど、お互いの感情がこじれ、謝罪も複雑になります。
「いま謝っても遅い」状態になる前に、一歩動く勇気が必要です。
謝罪を即対応する3つの習慣
1. 「ごめんなさい」は深く考えずにすぐ言う
完璧な説明や反省の言葉を考えるより、まずは「ごめん」と一言。
その一言が、空気を緩める第一歩になります。
2. 感情より先に“行動”で謝る
口下手でも、SlackやLINEなどのチャットで一言送るだけでもOK。
タイミングが早ければ、少しの気まずさも相殺できます。
3. “謝る=弱さ”という誤解を捨てる
謝ることは、負けではなく「誠実さの証」です。
信頼される人ほど、自然に謝れる強さを持っています。
まとめ:謝るのは、面倒な感情に打ち勝つ“スキル”だ
謝罪は、勇気でもあり、スキルでもあります。
そしてそのスキルは、「面倒な気持ち」に立ち向かい、一歩踏み出す力と直結しています。
• ミスを認めるのは、強さ
• 早く謝るほど、相手は受け取りやすい
• 謝る人は、信頼されやすい
「すみません」の一言が面倒くさく感じたときこそ、即行動で信頼をつくるチャンスです。

