クリスマス前後から寒い日々が続いています。

みなさんは、寒いときに携帯カイロを使用しますか?

 

 昔、我が家では父親がハクキンカイロ(愛称:ピーコック[デザイン模様が似ているため])を使用していました。オイル(ベンジン)を気化させて白金触媒により酸化させて発熱します。その時に炭酸ガスを少量排出しますが、繰り返し使用できます。

 

 

 海外では、使い捨てでなく繰り返し使用できるために「使い捨てカイロに比べエコである」として受け継がれています。

 

 一方、日本では炭酸ガスを排出するせいか使い捨てカイロが蔓延しています。

そのためONE WAYによる廃棄物が発生しています。最近ではそれらの廃棄物を再利用するような事例を目にしますが、エコ効果は?です(個人的感想)。

 

私が海外の消費優先事項を考えると下記3点になります。

・ONE WAYでない→廃棄物を出さない

・持続可能である→繰り返し使用できる、耐久性がある等

・同じ性能を求めるならライフサイクル(製造、使用や廃棄など)環境負荷の小さいもの

 

 日本では炭酸ガス(二酸化炭素)を出すものは「悪」とする人々が一定割合おられるように思います。

 

 世界は「カーボン排出ゼロ」でなく「カーボン排出実質ゼロ」を目指しています。

 

 要するに「カーボン排出量とカーボン吸収量、再利用量等」による差し引きによってエコを実現しようとしています。だからこそ上記3点が重要で差し引き規模を小さくしなければならないということになります。

 

別件になりますが、PETボトルにおいても

EU&US:リターナブル(リユース)⇔日本:リサイクルや燃焼による熱回収

考え方の違いですよね。

でも日本でもEU&USの考え方に近づくことになると思います。

なぜなら、彼らは日本のライバルでありながら顧客でもあるので。