新しい省エネ基準では、消費するエネルギーを一次エネルギーに換算して、基準値を下回るように規制されています。


ここで問題なのが電気エネルギー

電気の一次エネルギー換算とは、発電所でのエネルギー消費量で計算するということになります。

電気は発電ロスが大きいので、家庭で消費する電気量の約2.7倍くらいエネルギーを使うらしいのです。(送電ロスはあまり多くないようです)


エアコンやエコキュートなどはヒートポンプを利用して高効率になっていますから問題にはなりません。


問題は蓄熱暖房機など電気を効率よく使えない器具。

蓄熱暖房は安い深夜電力を利用しているので、電気料金は抑えられているのですが、それは料金のことであり電気使用量はまったく抑えられていません。


となると、H25省エネ基準が義務化されると蓄熱暖房機は使えなくなるかも・・・


電球と同じように電気ヒーター、蓄熱暖房機なども日本からなくなってしまうかもしれませんね。

それと深夜電力ってこれからも安いんだろうか???


新しい省エネ基準において、断熱性能についての指標はUAという数値になりました。UAとは外皮平均熱貫流率といい、外皮熱損失を外皮の面積で割った数値です。


以前はQ値というものを使っていましたが、これは床面積で割った数値です。


Q値で考えると・・・

正方形の建物は外壁の面積が少ないため熱損失が少なくなります。

これに対し凹凸の多い建物は外壁の面積が多くなり熱損失も多くなります。

(ラジエター効果といえばわかりやすいでしょうか)


つまり同じ床面積の建物であれば、正方形に比べて凹凸が多い建物はより性能が高い断熱材を使わなければ同じ数値にはならないということです。


しかし新基準のUA値では外皮面積あたりの断熱性能を規定していますので、どちらの建物も同じ断熱性能ということになります。


つまり同じ床面積であっても、凹凸の多い方が外壁面積が多いため熱損失は多くなるということになります。


同じ床面積で同じ容積なのになんか変だぞ・・・・

住む人の立場で考えると、これって変じゃないでしょうか。

同じ数値ならば同じ断熱効果があると考えるのが普通でしょう。


一方、創る側からするとすごく便利になったといえると思います。

今までは同じ断熱材を使っていても、プランによって数値が違ったのに今度は同じになってしまうのですから。(但し窓面積などにより変わりますが)


この省エネ基準 なんか変だぞ・・・と思うのは私だけでしょうか


いずれにしても、省エネ基準をはるかにクリアーした高いレベルの家づくりをしたいものです。





うちのボイラーは約15年使いましたが、ついに昨日壊れました。

普段ボイラーのありがたさを感じたことはありませんでしたが、この時期お湯がでないことは本当に辛い❗

先週オーブンレンジが壊れた時も同じことを感じました。

現代はスイッチを押すだけで、電気もつくしお湯もでます。それが当たり前の時代です。
しかし、ものは壊れるのも当たり前。

昔に戻ろうとは言いませんが、スイッチがなかった時代を少し見習って、事があった時のバックアップを考えてみようと思いました。