Tokyoには、たくさんの歯車が存在する。


都内の高速で死んでしまった人。


電車に飛び込んで自殺を図る人。


誰かを騙し、自分の欲求を満たす人。


まさに、生きるか死ぬか、騙しあいの螺旋なんだ。


螺旋を構成するのは、歯車。


その歯車によってTokyoが構成され、日々暮らしているTokyoになるんだ。


事件、事故、など未解決のまま終わってしまうケースもたくさんある。


それが、Tokyoなんだ。



生きる事は不自然な事だと認識させられる。



誰かが騙され、誰かが死んだ。


誰かに殺され、誰も見つけてくれないんだ。



そういったネガティブ要素がたくさん蔓延り、本来の自分を見失ってしまう。



たくさんの欲求が詰まったTokyoには、たくさんの不満が充満し、



それが、みんなすぐにでも爆発しそうな瞬間を持っている。




駅構内で喧嘩をしているサラリーマンを同じ日に3回見た事がある。



恐らく、肩がぶつかっただけの事だろう。


駅も狭いんだ。ぶつかるのはしょうがない事さ。



でも、そんな事なんか関係ないんだ。



自分の欲求を満たしただけ。


そこから色んな事故や事件が生まれてくる。




今日も誰かが死んで、Tokyoの歯車になるんだろう。



そして、明日には皆がその事を忘れて、次のTokyoへ動き出すんだ。




そんな、Tokyoには、青空が見える事はないだろう。



俺には、スモークのかかったグレー色の空にしか見えない。





end