いつもと違うベッドのせいか、
一緒のベッドに寝ている人のせいか。
1時間おきくらいに目が覚めては身じろぐ。
身体に触れている彼の掌が私の肌を撫で上げると、
意識とは無関係に甘ったるい声が零れる。
いつの間にか身体と身体が重なって
抱き合って深くで繋がって、またほどけて。
そんなことを5、6回繰り返していたら
気付いたら朝になっていた。
私のほうが早く目を覚ましたらしい。
さんざん労働を強いた"彼"にそっと触れる。
生理現象なのだろうけれど、それは大きく反り起っていて
夜に見るのとは、また違う造形をしているように感じた。
優しく掌を上下させながら口に含むと、
塩味と苦味とが混ざりあった不思議な味が広がった。
「欲しいの?」
笑みを含みながら呟いて
身を起こした彼が頭を優しく撫でてくれる。
小さく頷くと、
濡れた割れ目から性懲りも無く、
私達はまた深く深く繋がった。