最近自分ネタばっかりでつまらないからね(・◇・)ゞ
年度始めなので、教育話題を


世界には“森の幼稚園”という自然の中で伸び伸びと子供の教育をさせるという学び舎があります。

50年以上前にデンマークでできた森の幼稚園は、現在ではやはりヨーロッパが主導で増えてきているようです。

自然環境の中で幼少教育を行うという試みは、その後の人間としての成長に大きなバランス感覚を与えるようです。

自然に触れて五感で体感したことは忘れないからね。イモ掘り体験といったレベルではないですからね、森の幼稚園は。そもそも校舎がなく、森や山や川が校舎という考え方。

この森の幼稚園、最終的には
環境分野からは環境市民の創出
教育分野からは自発性とバランス感覚を持った人間の育成
といったあたりが目的になるようですが、まだ確立されているとは言えないのでしょう。

今までしてきた歪んだ教育を変更していくのはなかなか大変だと思います。

この森の幼稚園に子供を在籍させたという人の話を聞いたり文献を読むと、森の幼稚園はほとんどが独自の教育スタイルをとっていて、決まったものはなさそうです。

ただ、ドイツなどでは「森林教育の手引き」といったものが存在し、設立には法的、経済的な責任と手続きも伴うようですが。団体によって、プログラムの強化度合いに強弱があり、自由度も強弱があるようです。

森の幼稚園でのトップランナーといえば、サドベリー・バレー・スクール(Sudbury Valley School)でしょう。しかし、ここには校舎があります。ただしプログラムの強制や要求はないということ。ここでは自然が云々というより、自分たちで考えること、参加することなどに重点が置かれているようです。

今後は日本も含めてもっとこういった学校や生活の場が増えてくると思います。
一時期のブームではなく、しっかりと根をはった教育の場が増えることには個人的に大賛成です。