1957年公開、主演はフレッド・アステア、オードリーヘップバーン。
この映画はパリを舞台に繰り広げられるジョーとディック2人のラブ・ストーリー。フレッド・アステアのダンスと、オードリー・ヘプバーンの珍しい肉声の歌が楽しめる。
監督は「雨に唄えば」をはじめとして長年MGMで多数のミュージカル映画を撮ってきたスタンリー・ドーネンである。
曲はブロードウェイで1927年にヒットしたミュージカル「ファニー・フェイス(アステア姉弟主演)」のものを主に使いつつ、台本は映画オリジナル。
ファッション界が舞台とあって、タイトルバックからして洒落ており、撮影も凝っていて美しい。
この映画から影響を受けてデザイナーへの道を歩んだ人も多いという。
ストーリーは小さな本屋で働くジョー(オードリー・ヘップバーン)は、共感主義者。
ある日、ファッション雑誌のモデルを依頼される。
撮影はパリ。パリには行きたいけれど、モデルなんて……。
でも、パリに行けば共感主義の元祖フロストル教授に会える!。
雑誌の編集長マギー(ケイ・トンプスン)、カメラマンのディック(フレッド・アステア)と共にジョーはパリへ飛び立つ…。
Bonjour Paris!