女優・大原麗子の情念、野生的な麗子が魅力的だった
65年に東映の専属となった麗子は、端役ながら多くの撮影をこなした。
高倉健の「網走番外地」シリーズや、梅宮辰夫の「不良番長」シリーズにも何度か顔を出している。
映画監督の内藤誠は「網走」ではチーフ助監督として、
「番長」では監督として若き日の麗子と向き合っている。
特に「網走」は長期の北海道ロケとなるため、会話する機会も多かった。
「麗子から『野獣会』の話を聞いて、いかにも六本木で遊んできた都会的なカッコよさと、
撮影所の皆が口をそろえる元気のよさが魅力だったよね」
麗子から5年遅れて東映に入社した渡瀬恒彦は、
内藤の映画にも何度となく出演している。
麗子が出演した「不良番長 手八丁口八丁」(71年)の撮影時は、
すでに2人は「結婚前提」の仲になっていた。