ASKA容疑者、突然の逮捕の裏 関係者のリークも 当局執念捜査 | 芸能&エンタメ☆トレンドNews

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 警視庁に覚せい剤取締法違反容疑(所持)で逮捕された人気デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA容疑者。突然の逮捕の裏には当局の執念の捜査とともに関係者からのリークがあったとされる。薬物疑惑報道で世間を騒がせながらも、止められなかったカリスマシンガー。衝撃の逮捕劇の舞台裏に迫る。



 東京都目黒区にあるASKA容疑者の自宅からは、十数回は使用できる覚醒剤の粉末、合成麻薬MDMAとみられる錠剤約90錠、病院や警察で使われ、入手が難しい検査キットも未使用のままで数個見つかった。警視庁組織犯罪対策5課は、同容疑者が日常的に覚醒剤を使用するヘビーユーザーだったとみて、同法違反(使用)の疑いでの立件も検討している。



 ASKA容疑者をめぐっては、昨年8月に週刊文春が「シャブ&飛鳥」と題して覚醒剤使用疑惑を報道。その直後から当局は動き始めた。



 「報道が出た直後に警視庁では大規模な人事異動があった。着任したばかりの幹部が『逮捕しろ』と大号令をかけたが、その時点では身柄を拘束するための材料に乏しかった。そこから捜査員がASKAに内偵捜査を始めて、今回の逮捕にこぎつけたようだ」(捜査関係者)



 逮捕容疑は先月6日と12日に覚醒剤を所持していた疑いで、捜査官は入手した情報をもとに慎重に裏付け捜査を続けていた。



 関係者によると、ASKA容疑者は、ともに逮捕された栩内香澄美容疑者の港区南青山の自宅マンションに週末ごとに通っていたという。



 「捜査員はASKA容疑者に関する詳細な内部情報を得ていた。事情を知る関係者からのリークのほか、クスリの売人も押さえていたのではないか。そこからASKA容疑者の行動パターンを把握したのだろう」(先の捜査関係者)



 検査キットも所持するなど捜査を警戒していた様子もあるASKA容疑者だが、どこで覚醒剤などを入手していたのか。



 違法薬物の密売事情に詳しい暴力団関係者は「疑惑報道が出るまでは広域指定暴力団の関係者を通じてシャブを買っていたとの話もあるが、そのルートは使えない。残るのは芸能界とのパイプがある九州の暴力団ルートだ。ヤクザとコネのある芸能関係者を通じてそこから買っていたのかもしれない」とみる。



 先月10日にはファンクラブ会員向けに未発表曲のCDを配布していたASKA容疑者。「Be Free」と題された曲には《真夜中にふと目が覚めてしまう》《苦しいことが顔を覗かす》と自身の心情を吐露したような歌詞が残されていた。



 《自由になりなさい》《楽になりなさい》とも歌っていたが、白い粉の力を借りてまで自由になりたい理由は何だったのか。