酵素栄養学協会関西支部より。

2月15日午後1時半開場、午後2時開演 十三シアターセブンにて、

『THE CHOICE』の上映会があります。食、健康に興味のあるかたは、とても面白い映画だと思います。私も当日参加したいと思っています。







先週、今週と、患者さんには休診でご迷惑をおかけしていましたが、医学博士学位の発表を無事、終えることができました。ほんとうに周りの先生がたにお世話になり、ここまでこれたことに感謝しています。


ちょうど、今週はご存じのとおり、STAP細胞の話題で持ち切りですね。成果は素晴らしいものですし、表には出てこない努力や熱心さはすごいものがあったんだろうと思います。


教育というもの自体が、既成の事実を学ぶことです。医師、医療などは、その最たるものでしょう。そのため、私たち医師は、この病気はこんな原因で、こんな症状が出て、この薬を使って治す、ということをたたきこまれています。しかし、まだまだわかっていないこと、ありえないことが満載のこの世界では、そういった考え方は、危険性も伴いますね。


いろんなことを、ありのままに受け止め、そんなはずはない、という固定観念は、はずしていかないといけません。


iPS細胞のときもそうですし、今回もそうですが、分化した細胞の初期化をする前に、私たちのあたま、考え方を”初期化”しないといけないように思います。


ついに、酵素栄養学講座関西支部として、関西ではじめてのファスティング合宿が4月に白浜で行われます。ご興味のある方は、ぜひご連絡いただければと思います。私も全日程は参加できないのですが、参加予定です。




ぜひ、病気の方も、健康の方も、腸環境を”初期化”していただきたいと思います。

診察ははじまっていますが、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。


今年は医学博士号取得にむけて、お正月にも指導教官の先生との打ち合わせなどもあり、いつも以上に、お正月感は少なく過ごしました。新年早々、指導いただいている先生には、ほんとうに頭が下がります。


今年の春からは、開業して10年目を迎えます。医者になったときも、開業医になったときも、自分の知識、技術、体力などなど、自分につとまるのかなと不安を抱えながら仕事をしてきました。

そうした不安がなくなることはありませんが、受診していただく患者さんや、一緒に仕事をする人たち、またいろんな知識を提供し、学ばせてもらえる先生や会で知り合った仲間、家族…いろんな方に支えられているから、続けていられるなと感じています。


診察でもよくお話ししますが、私たちは、自分の意志で心臓を動かしたり止めたり、脳を動かしたり止めたり、胃を動かしたり止めたりすることはできません。

自分自身が、自分の意志で、自分の身体に関われること、病気の治療に関われることは、

「呼吸」

「食」

「心の持ち方」

ですね。


それぞれ独立したことではなく、関連していますが、あらためて今の自分の生活を振り返ると、


浅い、早い呼吸ばかりで、しっかりと”意識をした”深呼吸をすることは少なく、

お腹が空こうが空くまいが、時間になると、ファストフード、加工食品を流し込み、

何かというとすぐ怒ったり、いらいらしたり、愚痴をいったり、過去を後悔したり、将来に不安をもつ、

そんな、「呼吸」「食」「心の持ち方」を、まったく”意識しない”日々を送っています。


いろんな方が、いろんな方法で、~がいい、~は悪い、と喧伝しています。

何がいい悪い、というのは、個々の生活習慣や、考え方によって違うので、難しいのですが、まずは、自分自身で、”意識する”、”気づく”ということが必要だなあ、と思っています。


昨年学んだ、マインドフルネスは、私自身、あらためて、この意識すること、気づくことに巡り合えた、素晴らしい出会いでした。


http://npo-mindtalk.org/


今健康だと思っていても忙しい日々を送る私たち、また実際にいろんな病気やつらい症状を抱えている患者さんにとって、この、いま、ここ、私、の気づきというのは、たいへん気持ちを楽にしてくれる考え方、生き方になると思います。


ぜひ、今年一年、自分のからだの声に耳をかたむけ、自分のからだに参加して、呼吸・食・心を調えていきましょう。