2019.4.28-30 首都大・東工大合同GW合宿 in 郡山
おはこんばんちは、学部2年の岡野です
首都大さんのご厚意により、東工大から5名(凌平さん、蒔恩さん、内藤さん、松島さん、僕)で参加させていただいた首都大GW合宿の報告をしたいと思います!首都大の皆さまありがとうございました!
結論から述べさせていただくと、、、
大変実りある合宿でした!!!!
2泊3日、4回の練習で、しかも長水路!飛び込み台も試合仕様。
春季に向けてとても良いトレーニングを積めました。
では、ちょっとずつ内容に入っていきたいと思います。
1日目
テーマ:意志の強さ
メインは200×2×3 2'50"、2'40"、2'30"で
1セット目:hyp3/5/7/9 by 50
2セット目:壁蹴ったあと5回ドルフィンキック
3セット目:Challenge
レストを挟んで
50×2 1'30"
1本目 Hard from Dive
2本目 Time keep
長水の200は全然終わらないですよね…
1日目から肉体と精神がかなり疲労しました。
普段、短水路で温存していた腕のパワーも今回の練習では使い切るしかなく、、、
長水での泳ぎ方を模索することにしました。
個人の目標が軸をぶらさず、体幹で泳ぐということだったので、ひたすらそれを意識して泳ぎこみました。
また、飛び込み台が試合と同じ高さだったので最後の50も思いっきり飛んで泳ぐことができ、"超気持ちーー"よかったです(笑)
2日目 午前
テーマ:これでどうだ!
メインはピラミッド。50×4、100×3、200×2、40"、1'20"、2'30"
の in time から100×3のディセンディング、50×4のHard
レストを挟んで25×2のスタートダッシュ。
これで終わると思いきや、最後に50×6、1'10"、All Hard。
"どうだ!"をしっかり回収してくれました。
全部30"割りたかったところですが、2本目で30かかってしまいあえなく失敗…
しかし、体幹で泳ぐ感覚を磨き、最後の方で急激に遅くなることがなかったのは意識できた証拠かなと思います。
2日目 午後
テーマ:精神一到何事か成らざらん 自分に負けんな!最後のタッチまで!!!
単純明快な耐乳酸。50×8×5、1'30"。HighAve Hard 毎セット1本目はDive。
S1が自由形なので、全部Frで挑みましたが、最後Frがゲシュタルト崩壊してました。
主将の凌平さんも3セット終わったレスト中、
『3セットだったらもう終わってんじゃん!!』
と、誰も気づかなかったことに気づき、選手みんなのモチベを一段と上げていました。
練習が終わったとき、大学の垣根を超えて、一緒に泳ぎ切った仲間として、みんながお疲れ!と言い合っていた瞬間は、僕にとってかけがえのない時間でした。
大学生だけどこんなことできるんだ、大学生だからできるのかなって、一人感動していました。
3日目 最終日
テーマ:平成最後Climax
飛び込みの練習時間を設けたのち、合宿ラスト、
100×8、8'、Dive、MaxEffortの登場です。
タイム的な目標としてはやはりBest+3"くらい欲しかったですが、1本目がBest+4"で結構シビアな戦いが強いられると覚悟しました…
その後はやはりタイムは単調に落ちていき、長水路の怖さを実感しました。
ですが、高校の時から同じ種目で競っていた岩瀬くんや松島さんと3人並んでDiveし、練習しきれたことは、非常にエモく、感慨深いものでした。
ここからは僕の作文です。とてもいい機会なので思っていたことを書こうと思います。
僕は幼稚園の年長からスイミングに通い始め、小4で選手コースに入りました。
それ以来、全国大会を目指す日々でしたが、あと1秒で年齢が上がり、何度も全国への切符は逃してきました。
中高も部活動で全中やインターハイを目標に掲げるも行けず、中途半端な結果ばかりが残り、
十分に納得できるようなものではありませんでした。
大学に入って、もうそんなきつい思いして水泳は続けたくないな、本当に自分が楽しいと思える分だけで水泳は続けられたらいいや、そんな思いで入部しました。
そしたら、水球というものに出会い、今までとは全く異なる面白さを感じ、非常に興味を惹かれました。
競泳では体験できない連携のあるチームプレー、経験がものをいう世界にやりがいを感じたのです。
競泳で伸び悩んだら、水球頑張ればいい、そう思うようになっていました。
競泳と距離をとって過ごしていたために、今回の合宿も行くまではあまりモチベが上がらなかったのは事実です。申し訳ありません。でもそれは行くまででした。合宿のメニューはすべて自分が大学では敬遠していたメニューばかりでしたが、やり切ったときの達成感は強く、2日目午後のところでも書きましたが、何より合宿に参加したみんなでやり切ったという事実が嬉しかった。
辛いのに楽しいと思える感覚、競泳に対してこんな新鮮な感覚を抱いたのが久しぶりで本当に参加してよかった。
改めて、首都大の皆さまありがとうございました。
引用ですが、ジョジョの奇妙な冒険 第5部にこんな言葉が出てきます。
「そうだな…わたしは結果だけを求めてはいない
結果だけを求めていると人は近道をしたがるものだ…
近道した時、真実を見失うかもしれない
やる気もしだいに失せていく」
「大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている
向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても
いつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな。違うかい?」
自分と照らし合わせてみて、自分は「結果」に楽しさを見出そうとしていたのかなって思いました。
きつい、つらい過程はなくして自分に必要なことだけをピックアップして結果に繋げる。
もちろんそれは悪いことではなく、むしろ一人で強くなっていく上では必要な力であると思う。
でも部活動だから、一人で成り立っているわけじゃないから。みんなで乗り越えて行こうとする意志、そして乗り越えたときの達成感、一体感が試合の結果に自ずと繋がっていくのだと思う。
かなり勢いで書いているので文脈が取りずらいかもしれませんでしたが、いろんな考え、価値観がある中で僕は結果に向かう過程、意志をもう少し大切にしようと思います。
そこに楽しさを見出したり…競泳も水球もそうあるべきなんだろうな…
そうやって考えるきっかけにもなったこの合宿には感謝してもしきれません。
またぜひご一緒させてください!!
最後に集合写真で締めようと思います。
長文失礼いたしました。読んでいただきありがとうございます。