今回のお話は趣味のお話です。

以前に息子にプレゼントした小銃用のBB弾やガスを買っとくついでに..........。

自分用にこらえきれず買っちゃいました。

これ。

「S.A.A」(Single Action Army) Civilian 4 3/4 inch

西部劇好きにはたまりません。

私の理想は今回買ったこのシビリアンの4と3/4インチ。

なぜなら、ゲーリークーパーが「真昼の決闘」でこいつを二丁持って悪漢と対峙してたので。大体、早撃ち用に使われるのはこの銃身長ですし。

実は高校生の頃に友達からウエスタンアームズ製のモデルガンS.A.A(Cavalry 7-1/2inch)を譲り受けたことがありました。

最初は機嫌良く持っていたのですが、だんだんと銃身長に不満が出てきました。

キャバルリーは7と1/2インチ。やっぱりちょっと長すぎる.....。

ドーベルマン刑事ではあるまいし笑

まぁ、あっちはスーパーブラックホークでしたが。

結局、銃身内部にあるインサート(詰め物をして実銃に改造したりして装填できないようにするもの)のギリギリまで切り落としました。

また、プラスティック感が目立っていたように感じたので、金属ブラシの先端部で細かく本体を叩いて、サテン仕上げにしてたりしました。

結局、いろいろとこねくり回した後にボブチャウスペシャルもどきに仕上げたMGCのガバメントと一緒にモデルガン好きの別の友人にあげちゃいました。

ちなみに「真昼の決闘」にはゲーリークーパーの他に有名な方も多数出演されています。

モナコ王妃になったグレースケリーや「駅馬車」での飲んだくれ医者を演じた、私の好きな名優トーマスミッチェルも出ていますし、ロイド・ブリッジス(息子のジェフ、ポーも有名)、「夕陽のガンマン」のリー・ヴァン・クリーフなどなど。

特に「夕陽のガンマン」のリー・ヴァン・クリーフは冒頭最初のシーンに思いっきり出ていますから、かなり印象的です。

面白いのは悪漢が戻ってくる時に登場する汽車。3番プレートをつけていますが、131番のプレートで「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 3」にそのまま出てきます。

同じものとどこかで書いてあったものがあるのを読んだ記憶があるのですが。違っていたらすいません。

あと、「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 3」でもヒロインは「真昼の決闘」同様に街に戻っていきます。これはあきらかなオマージュでした笑

「真昼の決闘」のストーリーはリアルタイムで進行していってリアルさと人間模様が際立っているんですよね。

ジョン・ウェインとハワード・ホークスが「こんなの西部劇じゃない！」と言って、ど派手な「リオ・ブラボー」を作ったのは有名な話。

シビリアンに話を戻すと、エアコッキングガンなのでモデルガンにあるインサートがありません。そのため、実銃で使う45ロングコルトのカート(薬莢)サイズが入ります。ダミーカートを入れれば、迫力満点だと思います。

ただ、ローディンゲートを開けると、シリンダーにプラスのネジが見えたり、モデルガンやガスガンに比べ軽かったりするのがあれっと思いました。

ハンマーも樹脂製ということで、ファニィングなどは激しくしない方が良さげです。

メーカーからもデコッキング(ハンマーをコックしてから戻すこと)はしないでくださいと説明書にはありました。

うーん、昔、LSという模型メーカーが発売されていた拳銃シリーズ(十四年式やスーパーブラックホーク)を組み立てたことがあったのですが、それと似た感覚になりました。

それ以外はよく当たるおもちゃの銃なので、たまにBB弾を撃つぐらいでながめてたいと思います。

小説家の大藪春彦氏が「銃の機能美に惹かれる」と書いていましたが、同感。

私もリアルで使う銃は大嫌いなんですが、あのメカニズム自体はなんともいえません。

漫画家の松本零士さんもSF作品で十四年式やドラグーンをベースにコスモガン(光線銃)や「戦士の銃」として自身の作品に登場させているのもそのせいかもしれません。

コルト シングルアクションアーミー S.A.A(Single Action Army)

コルトシングルアクションアーミー S.A.A(Single Action Army)