今日、新病院「中東遠総合医療センター」がオープンし、
午前中、3月の内覧会
での付帯関連事項のチェックと
利用者の立場から安心・安全、災害時の避難経路などを
見てきました。
その結果、改善すべきことが何点かありました。
(1)歩行通路の段差
段差部をアスファルトで埋めたり(左)、段差部を削り取って(右)
補修されていました。
(2)視覚障害者誘導用ブロック
誘導ブロック(線状)と警告ブロック(点状)の組み合わせが
疑問のままでした。
前室と手前では業者の違い?で方式も違っていました。
因みに前室側の誘導用の方が適切のようです。
(3)避難経路図と災害時のフロー・チャート
避難経路図と災害時のフロー・チャートの掲示について、
総合案内所で 確認しましたが不明でした。
(4)避難経路図
経路図はありましたが、小さくて非常に見難い。
災害時職員参集状況一覧表(名簿)もありましたが・・・
(5)階段の位置
災害時の避難は、エレベーターやエスカレータ以外に
階段ですが、どこにあるかわかりにくく、職員の方も
わからない方が相当おられました。
因みに、1Fエスカレータ(下り)は、初日から早くもダウン
1日の外来患者数 1,200人想定、入院患者や職員を
入れると避難時の階段は少ない。
(6)避難誘導
避難誘導灯が天井にありますが、小さくて非常に見難い
通路等に避難誘導の矢印もなく、災害時速やかに避難
できるか疑問。外観や見栄えより安全・安心を
(7)通路等の荷物
慌しい移転でオープンを迎え、通路や階段に荷物が
たくさん置かれていました。
あくまでも素人の立場での大雑把な見方です。
利用者の立場にたって、ご検討頂ければ幸いです。
<付記>
(1)サバイバルボックスの設置
県内のとあるマンションでは、災害時エレベータ内で
閉じ込められた時のためにサバイバルボックスが
設置されています。
①水500ml 4本、(②簡易トイレ3個 ③保温アルミシート1枚
④)乾パン2個、⑤懐中電灯1台
(2)段差注意標示
近隣の駅トイレの段差に赤テープで注意を促していました。