しあわせバトン~1直線の笑顔~
私の仕事時間帯は、お昼に出勤し、帰りは真夜中であるため、毎晩子どもの寝顔しか見ていない。
もちろんそれだけでも十分疲れがとれるのだが、今朝の次女の1直線の笑顔には感動した。
どの子どももそうであろうが、今朝はいつもより早く出勤しないといけないため、小学生の上から3人は早くに登校したが、次女の保育園は少し遅いため、今日だけ私を先に駅まで送って、それから登園することになった。
いつもよりにぎやかな車中となり、うるさ過ぎて(?)途中末っ子のあーくんが泣いてしまうことも…
家を出てから10分後、駅について、
「行ってくるね~」と別れる。
車がすぐ、保育園に向かっていると、次女は車の窓を開けるや否や、笑顔いっぱいにして、
「おとうさん、いってらっしゃぁぁぁぁぁぁぁ~い。おしごとがんばってね~~~~。」
と、半径50mの同心円内にはすべての人に聞こえるくらいの元気な声で見送ってくれた。
「今日は、前に言ったように早く帰ってきてね~~~~」
仕事中、用事で家に電話をするといつも必ず言う言葉だ。
帰れないのを分かっているのかどうかわからないが、毎回言ってくる娘には、本当にうれしさを覚える。
大人になると、周りとのかかわりを考えざるを得ないのは当然だが、この娘のように、まっすぐな心は忘れたくないものだ。
しあわせバトン ~2~
今日は、ネットで買ったおんぶひもが届いた。
妻は、毎晩、夕食を作る時、あー君を見ながら作るのが難しいので、お兄ちゃん・お姉ちゃんに見て貰いながら作るのだが、お兄ちゃんがほとんどお姉ちゃんにやらせるため、長女も長くは世話できず、しょっちゅうトラブルが起こっていた。
それを解消するため、おんぶひもを買い、妻はおんぶしながら作ることにした。
あー君は、やっぱりお母さんの柔らかい腕が好いらしく、とにかくおんぶひもでおんぶされると嫌がり、泣き喚いたそうだ。この調子だと、お兄ちゃん、お姉ちゃんにお願いしても…
ところが…
珍しモノ好きなお兄ちゃんは、いつもは世話したがらないのに、はじめて見るおんぶひもに興味を持ち、やたらとおんぶしたがった。
いつもはお姉ちゃんの1割ほどの時間しか世話をしないお兄ちゃんが、今日はお姉ちゃん以上におんぶをしていたらしい。
お兄ちゃんが少しでも協力したがるように、毎日何か策があればいいんだが…
しあわせバトン ~創~
東日本大震災から40日がたち、いろいろ大変な状況の日本であるが、昨年の11月12日に5人目が誕生し、7人生活の幸せが天に届くほどである我が家のしあわせを、しっかり綴っておきたいと思い、また、生意気だがこの しあわせバトン を全国に届けることができたら…と思って、活字にしようと思った。
3人の小学生と1人の保育園児が足早に家を出て、静かに3人で朝のひと時間を過ごしていた。
私は、帰宅が夜中であるため、子どもたちを送るとすぐにもうひと眠りしている。
この日もゆっくりこたつの中で眠っていると、どうやら実家から両親が来たらしく、なんでも、
「冷凍していた肉を解凍してしまったし、大量にあるので持ってきた」
とのこと。
家から車で5分、というところならまだしも、1時間10分ほどかかるのにわざわざ持ってきてくれたのは、とてもありがたいし、改めて両親のありがたさを感ずる。
その夜…
祖父母からの靴下に喜んだ二男・こー君は、
「おばあちゃんに電話せんと!」
とプッシュボタンを押す。
「もしもし…」
おじいちゃんの声だったらしい。こー君は間髪いれず、
「おばあちゃんと代わって!」
妻は驚く。靴下はおじいちゃんが少しずつ働いてくれたお金でおばあちゃんが買ってくれたので、まずはおじいちゃんにお礼を言わないといけないのに…
“まだ小学1年だからしょうがないかぁ…” 妻は、冷や汗をかく。
その後、食卓にお肉が登場する。すると、長女のたーちゃんは、
「お母さん、すご~~~い!! おばあちゃんのお家はどこ?」
妻は、質問の意図が分からない。長女は今年5年生になるのにまだ、地理が弱いのか?
「○○市よ。どうして?」
「そこって、ここから遠いのかなぁ。そこはお肉がたくさんあるのかなぁ」
妻、唖然。私(父)が肉嫌いもあって、ほとんどお肉が我が家には出てこないため、感動のあまり我を失ったのか?保育園生の子がいうようなことを…
妻に毎晩駅まで迎えに来てもらい、帰宅する車中で聞く話はいつも楽しい。
今日はゲラゲラ笑ってしまった。
