イギリスにて、新会社コーラス・ワールドワイド リミテッドが設立された. 同社は東京都にもオフィスを設置し、海外産タイトルの日本国内パブリッシングおよび、日本産タイトルの海外パブリッシングを展開していく. 同社代表取締役の金親晋太郎氏は、エレクトロニック・アーツやマイクロソフト、ソニーなどにて、ゲーム業界で20年以上にわたって活動してきた人物. そのノウハウと経歴を生かして有望な個人クリエイターや独立系スタジオの作品を発掘し、各種プラットフォームへタイトルを提供していくとのことだ. その第1歩として、iOS/Androidを中心とする4~5本の海外産タイトルが、5月より順次配信される. その中から、現在『スカイ・パトロール』と『グリフクエスト』が公開されている. iOS/Android『グリフクエスト』 『グリフクエスト』は、かつてイギリスの開発スタジオ・Bullfrog Productionsにて活躍していたAlex&Leanne夫妻が手掛けた、インディタイトルのパズルRPG. 海外ではすでに30万ダウンロードを記録した他、各種ゲームメディアより高評価を得ている. プレイヤーはウィザード(男の子)かウィッチ(女の子)となり、村の安全を守るためにビースト退治の冒険へと出発する. ビーストとの戦闘時、フィールド上のグリフ(古代の象形文字)をタッチ操作でなぞると魔法が発動し、敵にダメージを与える. 魔法とビーストが持つ属性の相性や、グリフの連鎖などについての考慮が重要だ. 海外版におけるプレイヤーレベル5以降のプレイは、サブスクリプション(プレイ権利の購入)が必要となるが、日本版では広告モデルを導入して基本プレイ無料へと変更(ゲーム内課金あり). 光星学院・田村、実力通り2安打 高校有沢実野球 キャラクターやアイコンなども、アジア圏向けにリニューアルが施されている. iOS/Android『スカイ・パトロール』 『スカイ・パトロール』は、イギリスの独立系スタジオ・Beartrap Gamesが開発しているSTG. 日影を演じた白石涼子さんが登場! 『閃乱 プレイヤーは同盟国航空団の司令官となり、部隊を率いて敵領土の中央突破に挑む. 配信時期は今秋を予定している. 部隊には敵機や対空兵器が攻撃を仕掛けてくるので、プレイヤーは迎撃ミサイルや投下爆弾など、さまざまな武器を操り迎撃していく. 武器はゲーム内マネーの使用によってアップグレードが可能だ. また、オンラインリーダーボードを実装しているので、全世界のプレイヤーとハイスコアを争える. 日本国内の開発スタジオに関しても、海外のスタジオや代理店などと協力し、海外市場におけるビジネス開拓やプロモーションの支援、協業スタジオのマッチング、現地の市場調査などを提供していくとのこと. 一例としては、国産タイトルのローカライズ移植や、Steamにおける配信などに対応するという.