ペンシルベニア大学ウォートンスクールの

組織心理学の教授アダム・グラントの元に、

ある学生が会社への投資を求めてやってきた。

 

彼は、仲間3人と一緒に、会社を立ち上げて

 

「オンライン販売に参入し

 業界を覆すつもりなんです。」

 

と、言った。

 

 

ところが、、、

 

 

彼らは夏休みを会社立ち上げに集中していたのではなく、

全員インターシップに行っていたと言う。

 

 

さらに、、、

 

 

卒業後はフルタイムで会社のために働くのかと聞くと、

安全のため別の仕事にも就くという。

 

 

6ヶ月が過ぎ会社を立ち上げて発表する前日になっても、

まともに動くウェブサイトすらなかった。

 

 

その様子をみて、流石にグラント博士も呆れて、

 

「君らの会社にとって

 ウェブサイトは生命線なんだぞ

 サイトがなくちゃ話にならない」

 

と、投資を断ったという。

 

 

 

その会社が後に、アップルをも抑えて、

世界で最も革新的な会社として選ばれた

「Warby Parker」になるのだ。

 

Warby Parkerについては、

昨日のブログで書いた。

Warby Parkerの企業価値は、

数年で1000億円を超えた。

 

もし、その時に、

グラント博士が彼らに出資していたら、

今やビリオネアになっていたかもしれない。

 

 

 

 

グラント博士は、彼らのような

想像力を働かせ 世界に変化をもたらす

「オリジナルな人」を研究している。

 

 

その結果、驚きの事実が分かった!

 

 

創造性豊かな人物は、

先延ばし癖があるというのだ!

 

 

 

グラント博士は、次のような実験をした。

 

新事業のアイデアを 生み出すという課題を与え

あるグループには、すぐ取り掛かるよう求め、

別のグループには先延ばしするよう ゲームに5分〜10分間誘った。

 

そこ結果、 適度に課題を先延ばしした方が、

16%も創造性に優れていたという。

 

 

 

また、素晴らしい独創性のある人物を調べてみても、

適度な先延ばし癖があることが分かった。

※あまりにも先延ばしし過ぎてもダメ

 

 

 

このことから

僕は何がいいたいのかと言うと、、、

 

 

 

いままで、すぐ取りかかることが

素晴らしいと考えていたけど。。。

 

 

取り組むと決意してからも、

なかなか実際の行動が進まない人の中に、

想像的なアイデアが生まれることがあるといえる。

 

 

 

「自分ビジネス」を立ち上げようと決めたのに、

まだ、本格的に取り組む内容が決まらない人も多い。

 

 

だが、心配する必要はない。

 

 

なぜなら、、、

 

 

あなたも

「オリジナルの人」かも

しれないからだ。

 

 

「オリジナルな人」

迎合せず新しいアイデアを持っているだけではなく

アイデアを守るために行動する。

一歩突き抜けて、声を上げる人々。

彼らは想像力を働かせ世界に変化をもたらす。

 

 

 

 

僕も、焦らず、「オリジナルな人」

のようなアイデアを出そうと思う。

 

 

ロンズー